孤独の灯火

純真無垢な子供の方が笑い合えて
少しずつ知る社会に人々は変わる
今だけの固い方正ほど虫唾が走り
見方が乏しいだけで長持ちしない
先が見え透いてるほど嫌気が差す
幻想に浸るだけにすればいいのに
盲目は非がある思想で逆らい始め
正義感は馬鹿で反抗期は自分勝手
幼稚な渦の中は張り合いだらけで
欲に目が眩んで大切な光を見失う
純粋な人間が腐るのが成長かい?
退化のようで面白くも何ともない
子供らしい感情を持ち合わせずに
子供の成長なんて嫌いだった日々
歳を重ねた大人の方が笑い合えて
損か得かが全てではないが大事だ
十四歳の少年が世界を睨み付けて
分かってはいるけど嫌だったんだ
後悔する結末が目に見えている中
何かを分かった気で向かって行く
挙って勘違いするだけなのかい?
何奴も此奴も同じようなのばかり
全体と正反対のような事ばかりで
歳が離れてる方を中心に求めては
変わった想いを抱えて駆け抜ける
歳が近いほど気が合いにくいんだ
同世代が大切なんて他人事過ぎる
分かり切った過ちは絶える事なく
歳が近いほど温かい目で見れない
一七歳の少女が人の変化を嫌って
孤独の灯火は目の前に燃え広がる
全体が追い付いて溝が消えて行く
ずっと大人をしてる感覚が走って
自分を磨き続けて来ただけみたい