気遣いな絆

世界中に徹底して隠すのは上手で
人を見ても人に見て貰える事なく
誰も責められずに悲しげに微笑む
心の何処かで素直に期待出来ずに
怪しまれてしまうと思わず苦笑い
わざわざ自分の為に悪い気がして
常に出来なくなれない甘さの弱さ
後から気遣いを磨くの偽物みたい
ありのままには生きられないまま
一人で生きるのが当たり前の日常
誰かが衝突してまで手を焼きたい
意外と今更な事ほど分からなくて
誰にも聞けないまま歩み続けてる
常識を分かって確りとしてるのに
まさかは見えてて見栄も張りたい
いつも筋道を通して物分かり良く
臨場感に満ちた幻想に浸り込んで
本当は怖い事を隠してばかりいる
念には念には念を入れた過ぎる中
どうすれば絆を深められるのか?
自分に合わせてるバイブルはない
一人で出来てる気になる間抜けに
遠慮なく心を開ければ苦労しない
人の遠慮を見抜く事ばかり得意で
そろりそろり自己主張と逆みたい
控えていないかを確かめ合っては
気兼ねし合い本音を引き出し合う
いつまで目を光らせ合ってるの?
ゆっくり慎重過ぎて丁度ぐらいで
案外早く慣れた方と生意気な態度
配慮の指摘し合いなら出来るけど
滅多に喧嘩なんて出来ようもない
ただ今に笑い合ってたいばかりで
人を優先する人が揃えば無欠の絆