かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

直してください

2019年10月10日 21時26分01秒 | みゆみゆとの生活
「りんごはごはん全部食べてからだよ」
こう声掛けしただけで、大パニックになり物を壊した。

昨日のブログでそう書いたけど、ほんとはそうじゃないんだよね。
元々全体的に沸点が高くなっていて、本人にも制御できない何かが爆発したきっかけが、たまたまその言葉だっただけなんだ。

そうちゃんが蹴ったふすまは、穴ぼこだらけ。

かかとの形がはっきり。
力いっぱい蹴ってるので、中の木枠もバリバリ。

昨夜、警察官が帰った後、そうちゃんは一番にそこへ走って行って、
「これ なおして かみ はってください」と言った。
私の腕をぐいぐい引っ張って。
今すぐ直せと言う。
(自分で空けた穴なのに・・・)

言われるままに、家にあったA4用紙を貼ってあげた。

そしたら、ちょっと安心したみたい。
険しい顔が少し柔らかくなって、ようやくその場から離れることができた。

なんでこんな風になっちゃったのか、本人が一番わからないんだよね。
こんなこと、したくなかったよね。

じゃあ、どうしたらよかったんだろ。
ほんとのきっかけは何なんだろ。
「なおしてください」は、「治してください」でもあるのかと勝手に解釈し、切なくなる。

今朝、かかりつけの大学病院に電話したら、「内容的に小児科の範疇じゃないので精神科へ」と言われた。
そうちゃんの担当の教授(精神科)は学会で休診だったので、代診の先生に診てもらってとりあえず頓服を多めに出してもらいました。
代診の女医さん、めちゃめちゃ優しくて涙出そうだった。
「今晩も同じような状況になったら、また警察に電話してもいいし、精神科輪番医にかかるのも一つですよ。」と教えてくれた。

で、さっそく市役所の健康推進課に行って「精神科輪番医10月一覧表」をもらってきたよ。
これは、精神科の夜間救急当番。
いざとなったら夜間や休日でも診察してもらい、緊急入院について相談できる。
3連休もあるしね。
これをお守り代わりにカバンに入れて。
週明けにはダンディな精神科教授の診察だ。

うん。
まだ大丈夫。
やれることはある。

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