タイプライターと共に歩んできたインクリボン。
1892年から1960年代までの約70年間。
人々を楽しませてくれたのが、そのインクリボンが入って販売されていたティン缶。
スワップミートで見つける古い机の引き出しや工具箱の中からたまにひょっこり顔を出す。
ティン缶
タイプライターリボン
THE COLUMBIA CARBON CO.
1930年代-1940年代
そんなこちらがコロンビア カーボン社製インクリボンのティン缶。
双子の女の子がトレードマークみたい。
アール・デコのデザインも素敵でしょ。
インクリボンの販売側はね、使用した後小物入れとして使ってもらえる様にって、様々なデザインを施したんだって。
クレージーなインクリボンのティン缶コレクターが何人も存在するのが分かる気がする。
そんなデザイン豊富でコレクションするにはちょうど良い大きさのこのティン缶。
可愛らしいこちらも私の商品へ。
ティン缶
HARTZ MOUNTAIN PRODUCTS
1940年代頃
カナリア用栄養補助食品
続いて先程のインクリボン缶と同じお店で見つけたこちらのティン缶。
鳥の絵が可愛らしいな、なんて手に取り一体何が入っていたのかと文章を読んでみてびっくり。
なんとね、こちらカナリアの歌声を良くする栄養剤なんだって。
1940年代、日本では戦時中か戦後の動乱期。
アメリカでは鳥を愛でる優雅なひと時があったなんて。
"ソング フード"、可愛らしいネーミングのこちらも私の商品へ。
この数ヶ月の間に、私たちのお店から日本に旅立った数々の商品たち。
それらが各ショップさまの店頭に並んでいたり、ホームページで紹介されているのをネット上で見させていただいて、心からこのヴィンテージの仕事に携れている幸せ、そして喜びを噛み締めています。
5灯式シャンデリア
1960年代頃
さて、来年日本に旅立つ予定が決まっているこちらのシャンデリア。
5灯式、そしてそのランプシェードを包み込むかの様なオルモルの装飾。
実はこちらね、全てバラバラになった状態で見つけたの。
シェードには飾りもはめられていなくて、シェードと本体も別々。
まず見つけたその本体を箱の中から引っ張り出し。
見回したら近くに丸いシェードが転がっててね、お店のおばちゃんが「これこれ、これもランプの一部よ」とオルモルパーツを別の所から持ってきた。
そしてお家に持ち帰って組み立ててみたらこんなに迫力のあるシャンデリアに。
ピアノスツール
1900年代前後
そして先ほどのシャンデリアと共に日本行きが決まっているこちらのピアノスツール。
1900年代前後の物と思われます。
時代を乗り越えてしか醸し出すことの出来ないこの木の色の渋さに温かさ。
ガラスのボールをがっちり掴んだアイアンのクロウフットがまた凛々しい。
この他にもまだまだ日本行きが決まっているものたちが倉庫でその出港を待っています。
日本のお店に並ばせていただけるのは来年の春前くらいかな。
素敵な日本のショップさまたちとお話しやご相談させていただいて、日々勉強させていただいています。
そんな旦那さんと私のスワップミート買い付けは、今も変わらず毎週末いつものこの開場。
今年ももう終わり。
去年の今日より、来年の今日が更に成長出来ていられるように。
それではあと僅かに残った今年を精一杯エンジョイしましょう!
✨Merry Christmas✨
&
✨Happy New Year✨