お友達から届いた
手作りのキムチ。
と~っても美味しかったです
無添加で、
気持ちも込められていてすごく嬉しい。
辛すぎず旨味もたっぷり。
松の実までちゃんと入っている
本格的なキムチです。
もう、それは
止まらなくなる危険なキムチ
ありがとう
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚
こんにちは。
絵本の力をお届けします。
ひだまり絵本館の花梨です。
絵本で子育て「絵本講座」
大人のための「絵本セラピー®」
絵本と歌とお話し会 byMother Moon
承ります。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚
キムチの本場
韓国へはこれまでに3回、行ったことがあります。
そのうちの2回は、
娘も一緒に。
一度目は
小学6年生の時でした。
ロッテワールド♪
そして二度目・・・
中学一年生の時。
事件はその
二度目の時に起きました。
13歳でした。
その日はフリータイムの日で、
家族だけでの自由行動をしていました。
満員の電車に立って乗っていた私たちは
朝から行っていた
チャングムのテーマパークで遊び疲れていて・・・
こんなコスプレ(といってもいいのかな?)
して楽しんだりして笑 衝撃写真?
それで、
ちょっとお疲れモード。
口も開かず、それぞれに
車内でぼんやり立っていました。
ようやく着いた目的地の駅で降りようと
出口に向かいました。
その駅は、
割とたくさんの人が降りる駅で、
人の流れが出口へ向かって、
そして出口からホームへドドドドドという感じでした。
さて、ホームへ降り立つと・・・
?
娘がいません。
娘がいません。
!?
大きな声で娘の名前を呼ぶのですが、
娘がいません。
!?
列車は扉を閉め、走り出してゆきました。
人の波にのまれながら
先に改札へ出てしまったのか・・・と、
夫が改札まで見にいきますが、
どこにも姿はありません。
もしや・・・
これは・・・
降りなかった?
もう、
パニックです。
どうしよう。どうしよう。どうしよう。
と、
焦っていると、
なんと!
次に入ってきた列車に
夫が飛び乗って行ってしまいました
ええー
列車に飛び乗っても
先を行く娘の乗った列車には追いつかないし、
どこかで降りてしまうかもしれないし。
どうしよう。どうしよう。どうしよう。
顔はみんな似ているとはいえ、
ここは外国です。
しかも韓国です。
もしも拉〇されたら・・・
という恐ろしい考えが、嫌でも頭をよぎります。
夫も行ってしまったし、
私はいったいどうすればいいの???
もう、半泣きでした。
~*~*~*~*~*~
と、
どれくらい時間が経ったのか
その間、なにをしていたのが
すっかり忘れてしまったのですが、
なんと、私の携帯に、
旅行会社の添乗員さんから電話が入たのです!
「娘、韓国人といるから、ホテルもどて。
韓国人、つれててくれるから。
あはははは。なにしてるう。もう!娘!!」
よく理解できませんでしがた、
とにかくホテルへ戻れという指示でした。
すぐに夫に電話をかけるも
うまく通じなくて・・・焦
もう一度、添乗員さんに電話をかけ、
添乗員さんから夫にも、
同じ内容を電話してくださるようにお願いしました。
「なんでよう?もう、
じぶんでかけてよう。」とか
ブツブツ言いながらも、
添乗員さんはちゃんと夫にも連絡をしてくれました。
(T T)ありがとうございました。
~*~*~*~*~*
さて、
ホテルへもどってみると、
きれいなお姉さんと娘が、
笑顔でおしゃべりをしていました。
「〇〇!」
娘の名前を呼ぶと二人は振り向き、
娘、ここで号泣。
私も涙。
そこへちょうど夫も到着
ドラマのような展開でした。
お姉さんにお礼を言い、
改めてお礼がしたいと思って
連絡先を聞いたのですが、
「いいですいいです。」・・・といったジェスチャーをされて
去ってゆかれました。
去り際にお名前だけでも・・・と
お聞きすると
「Lee・・・」
あとになって気づいたのですが
韓国「リー」さんだらけです。
みつけられません。
なぜ、あの時
もっとしっかり、
しつこく聞いておかなかったかと、
なんなら添乗員さんに確認しなかったのかと
とても後悔しています。
ほんとうにごめんなさい。
いろいろと動揺していて
頭もまわらず、結局聞けませんでした。
~*
さて
娘の話を聞きだすと
こうだったようでした。
まず、パパさんの
「次の駅で降りるよ。」は
全く耳に入っていなかった様子。
そして、駅に着きそうになったところで
座っている人たちが一斉に立ちあがりました。
娘は、「ラッキー♪座れる~」
とばかり、
ひとの波にさからって奥へゆき、
シートに座って、
秒速で眠りのなかへ・・・。
~*~*~*~*~*~
ほどなく?
つんつんとだれかに肩をたたかれて
目をさましました。
そこには
心配そうな表情のお姉さんと
「あらあら、可哀相に」といったような表情の
おばさまたち。
すっかり空いている車内には、
パパの姿もママの姿もありません。
そこでようやく異変に気付いた娘。
お姉さんが
何かを韓国語で話しかけてくれるのですが、
言葉がわかりません。
次に、
多分、Japanese?と聞かれたようで、
Yes,と答え、
How old are you?と聞かれたようだったので、
Thirteen と答えたそうです。
そのお姉さんは韓国の方のようでしたが、
英語も話せたらしく、
かんたんな英語で
かんたんな会話をしたそうです。
日本から来たの?
旅行なの?
お父さんとお母さんはどこ?
どこのホテルなの?etc・・・
しかし、娘はホテルの名前も憶えておらず、
困って、カバンの中をさばくったところ、
ホテルの小さなパンフレットのようなカードが入っており、
そこには、添乗員さんの連絡先が!!
それを見て、
その韓国人のお姉さんが
添乗員さんに電話をしてくださり、
その上、なんとなんと、
娘と一緒に次の駅で降りでくださり、
娘をホテルまで連れてきてくださったのです
ご自身もどこかへ向かわれる途中だったでしょうに・・・
わざわざ降りて・・・
もう、
本当に、なんとお礼をいっていいやら。
感謝してもしきれません
~*~*~*~*~*~
まずは、
娘のことを起こしてくださった機転に感謝でした。
バカ娘のことです。
あのままでしたら最終駅まで
爆睡していたでしょう。
どこまで行ってしまていたか
考えただけでも、ゾッとします。
おそらく・・・推測ですが、
私たちがホームへ降りた時、
一緒に降りたと思っていた娘の姿がなく、
私が「〇〇!? 〇〇!?」と、大きな声で
娘の名前を叫んでいたのを
車内にいた方たちが見ていたのかもしれません。
もしかしたら、
子どもがたった一人で、
しかも観光客らしき日本人の女の子が、
周りに両親の姿もなく、ねむりこけている姿に
おかしいな?
と思ってくださったのかもしれません。
なんにしても、
寝ている娘を起こして声をかけて下さった。
そして
周りをみまわし、
両親がいないと、焦っている娘に、
状況を説明して下さったのかもしれません。
とにかく
ほんとうに助かりました。
韓国の方々のご親切に
ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです
~*~*~*~*~*~
あれから10年経ちました。
娘は大学で
留学生たちと関わるサークルに入りました。
韓国からの留学生もたくさんみえました。
日本の観光名所を案内したり、
キャンプをしたり
スポーツをしたり。
ほかにも
大学管轄の「留学生サポーター」に志願して、
留学生を空港まで迎えに行ったり、
住まいまで、手伝いにいったり。
といった活動もしていました。
(これは明治神宮へ案内した時らしい・・・)
状況は全くちがうにしても
日本という外国で、
心細く思うこともあるかもしれない
さまざまな国の友人たちのお役に、
少しは立てたのかな?
~*~*~*~*~
そうそう。
韓国で迷子になった時、
韓国語は全くわからない娘でした。
そんな時、
幼い頃から魔女になりたくて、
ホグワーツの魔法魔術学校へどうしても
入学したくて勉強していた
英語も役にたったのかもしれません。
「イッツア・スモールワールド」
ディズニーランドで、私が安心して乗っていられる
数少ないアトラクション。
(絶叫系苦手です)
絵本になっていたのですね。
絵本講師養成講座の講師でもある
アーサー・ビナードさんの詞。
もうひとつのイッツ・ア・スモールワールドです。
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今日も最後までお読みくださって
ありがとうございました
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『絵本』
あかちゃんのくにから
作:花梨 / 絵: 宮本さちこ