インプラントという選択。 | ピア 人工関節と難病と猫と

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人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。

 
 
このインプラントは、人工関節のことではなく歯のインプラント
私は若いころから歯が弱く、歯医者通いを欠かしたことがない
骨が弱いと歯も弱いのだろうか
 
「8020」とは縁がない  残った歯を数えるのも怖い
 
昨年はブリッジで支えなっていた歯がだめになり、
とうとう部分入れ歯になってしまった
 
今は反対側の歯がダメになりそう(泣)
 
 

患者会のお仲間のR子さん
 
歯が折れて抜歯したが、インプラントにするという
両隣の健康な歯を削ってブリッジにするのはしのびないそうだ
 
 
私も、インプラントを考えた
でも、予後がよくない、というイメージがある
 
職場の先輩も、インプラントの調子が悪く悩んでいたし
以前、患者会の会報にもインプラントの感染の悩みが掲載されていた

感染が人工関節に及んだ場合、面倒なことにもなる
 
 

R子さん、両側人工関節だが、ダンスの先生だ
舞台にも立っている
 
 
…今は自分で手入れができるからいいけど
寝たきりになって人の手を借りることになったら、
十分な手入れができるかしら
一生人工関節だしね…
 
そんな懸念を口にしたら
 
「(先のことより)が大事だからいいの~」
 
ドキッとしてしまった
 
 
私の「今」はなんと寂しいことだろう…
あるかどうかわからない、老後の心配で
今の生活を犠牲にしているのではないだろうか

生き生き、キッパリとしたR子さんの笑顔がまぶしかった