映画 『ボヘミアン・ラプソディ』 | ピア 人工関節と難病と猫と

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人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。

 
ただいま大ヒット中の映画
 
私はグループサウンズ、フォークソング世代だし、
クイーンが売れているころは、もう社会人で世の荒波と闘っているころ
 
洋楽は嫌いじゃないが、その前に偉大なビートルズが出ているから
私にとっては、派手なビジュアル系ロックバンドにすぎず、
それほど興味はなかった
 
だからこの映画でフレディ・マーキュリーのことを初めて詳しく知り
久しぶりに心揺さぶられた
 
 
どこかのセリフの中に
「自分の中のを追い払ったつもりでも闇が忍び寄る・・・」
(正しいセリフじゃないけど)みたいな意味の言葉があった
 
彼の闇…ここでは書かないが興味深い

人間心の中の闇は、多かれ少なかれあるものだが、
多くの人間はそんな闇から逃げるか隠すか
気づかないふりか(私を含めて)
 
彼は自分の闇と真摯に向かい、正面から闘っていたと思う
 
今のイギリスは移民の排斥と差別意識が蔓延しているが、
彼が生きていた時代は、そうではなかったんだなと

 
映画でのライブパフォーマンスは圧巻
私自身もライブに行った錯覚を覚えるほど

国民から熱狂的に愛されたクイーン
「ファミリー」であるバンドの仲間に、エイズを打ち明ける場面
父親が彼を受け入れて、抱きしめる場面では涙が止まらなかった
 
ロックは愛」なのだろうか、なんて思った
 
 

あらためて本物のメンバーの顔を見ると、
映画の役者は本当にそっくりだった
でもフレディは、本人の方がずっと美しいかな~
 
この映画何度も観る人が多いようだが、
干からびたオバサンである私も、
もう一度、ライブ場面をノリノリで観たい気分
 
自分の中の何かを、もう一度呼び起こしたい人におススメ!