月に一度訪問する地主様のちかくに、高校の同級生の実家がある。
36歳の時に病気で亡くなった友人なのだが、お彼岸ということもあり、おうちの場所だけでも確認しようと思い、住所を頼りに、探した。
あった。
「震災の時に津波に飲み込まれ、おうちを新築するのよ」と、震災の後訪問したら、アパートに移り住んでいて、お母さんは認知症になったお父さんを見ながらそう言った。
友人には、確か弟がいたはず。
その家は、平屋だった。以前のおうちは、2階建てだったと思う。
ピアノがあって、裕福な家庭のようだった。高校生時代に訪れて以来、震災前、一度、主人の実家に行くとき、途中道だったので、お線香をあげに行ったきり。
弟家族とは住んでいないのだろう。
明日にも、訪れてみるか。
さみしい気持ちがしたのはなんでだろう。
きちんとした、お母さんだった。
お父さん(ご主人)をなくして、もう3年は経つかな。
元気だろうか。