本日は、 高校野球の歴史は京都にあり です。
1915年8月18日、大阪の豊中球場で、第1回全国中等学校優勝
野球大会(現在の全国高校野球選手権)が開会しました。
今年、第100回大会を迎えている高校野球。 このブログでも、
ここ最近は何かと登場する高校野球ですが、第1回大会のいきさつを
ご存じでしょうか
1915年4月、京都二中(現・鳥羽高校)のOBは、野球部の後輩達の
練習風景を見て、「今年の二中は強い。 京都の覇者を決める大会を
やってはどうか」 と提案しました。 それまで、「近畿中等学校連合
野球大会」というものはありましたが、参加する各校が1回だけ試合を
行うものでした。 これを京滋地区の優勝校を決める大会に拡大。
そして、それを集めた全国大会をやってはどうかとの意見が出た
のです。 早速、朝日新聞社に持ち込むと、トントン拍子に話は進み、
その年の夏には第1回大会が開催されることになりました
さてさて、問題の京都二中はというと・・・期待通りに勝ち進み、
全国大会にコマを進めます そこでは香川・和歌山と対戦し、
決勝の秋田中学には、延長13回でサヨナラ勝ち 記念すべき
最初の栄冠に輝いたのは、言い出しっぺの京都二中というわけ
でした