21 octobre 2020


ブドウの仕事が一段落したフランソワから
「月末に会えない?」と連絡が来ました。 
ちょうどその日は予定がないので
久しぶりにうちに来ることになりました。
またご飯を作ってくれるかな。

この前作ってもらった時わかったんだけど
彼のように料理の得意な男性は
自分の作ったものと人の作ったものを
同じ食卓に混ぜて置くのを嫌うんだね。
私が作ったサラダには手も付けなかったもん。

流石フランス人の気難しさだわ。
でも私も似たようなところがあるので理解できる。
彼の計画の中にあのサラダはなかったのよね。
ここはひとつ全面的にお任せして
私は助手に徹するのが良さそうです。

それで思い出したけど、
前の家で開いたいつかのパーティーのこと。
私はメニューのバランスを考えながら
10品ほどの料理の構成を考えるわけです。
器づかいやワインとのバランスも。

なにせ完璧を目指すタイプなので
その辺りは抜かりなく計画していたわけ。
なので「手ぶらで来てね」と言ったのに
料理自慢の友だちが大皿いっぱいの唐揚げを
持ってきたのです。

唐揚げってインパクトが強いでしょ。
せっかくイタ飯的なるもので統一していた
メニューのテイストが唐揚げで台無し。
テーブルに並んだ器と彼女の器も合わないしさ。
みんなは喜んでたし美味しかったけど、
私のイメージしていたものは本当に台無しでした。

そういうことがあるので
「何か持ってきてね」とホストに頼まれない限り
お客さんは余計な手を出さない方がいいのです。
同様に、フランソワに料理を頼むのなら
彼に任せるべきなんだろうと思いました。 

でも私について言えば、
今はそういう完璧を求めないから
美味しいものを持って来てくれるのは大歓迎よw

                        
作っていただけるのならその方がいい。
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