齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

本や映画でカミサンポ:『Shoe Dog 靴にすべてを。ナイキを創った男』で、オレゴン州からカナダ・カルガリーまで

2020-05-30 23:41:39 | アメリカ西部
ピークが過ぎて届いた「アベノマスク」、いまだ申込用紙さえこない「10万円」。政府の対応のまずさには呆れました。しかし、爆発的な感染が起こらずに非常事態宣言を解除できたのは、長い歴史の中で培った日本人の気質によるもの、近頃珍しく誇りに思った。

そんな「日本人であることを誇りに思う物語」が隠されているのが、『Shoe Dog 靴にすべてを。世界最高のブランド ナイキを創った男』(フィル・ナイト著、大田黒奉之訳、東洋経済)である。タイトル通り、ナイキの創業者フィル・ナイトの自伝である。



「Shoe Dog」とは、靴の製造、販売、購入、デザインなどすべてに身を捧げている人間のこと。靴の商売に長く関わり懸命に身を捧げ、靴以外のことを何も考えず、何も話さない。そんな人間のことである。

この物語には日本の靴メーカーの「オニツカ」と商社の「日商岩井」が出てくる。オニツカについては良くは書かれていないが、オニツカや他の日本のメーカーから靴づくりを学んだことは明らかだ。商社日商岩井は財政面でフィルを支援した。しかも、現地社員が個人で大きなリスクを取って。詳細は本に譲ろう。フィルとその社員は、今でも交流があるという(サラリーマンは涙腺が緩むと思う。NHKでも特集を組んでいたので、それも是非)。





ナイキの本社は、オレゴン州の北、ビーバートン(Beaverton)にある。近くには全米住みやすい街の常連ポートランドがある。コロンビア川を渡って北に進めばMicrosoftがあるシアトル。更に北に進めばカナダのバンクーバー(ポートランドの北にもワシントン州のバンクーバーがある)。

現時点では飛行機の運行予定は変わってしまったが、以前計画したときは、デルタ航空のダイレクト便でポートランド到着。ポートランドで地ビール三昧、ビーバートンのアウトレットでショッピング、Mt.Hood、Mt.Rainier国立公園そしてNorth Cascade国立公園で自然を満喫、シアトルの市場でシーフードを食べ、そしてバンクーバーで締めのショッピング、と回るプランであった。



最新の計画では、更に足を延ばしてバンクーバーから、カナディアンロッキー、さらに恐竜の化石が出るアルバータ州カルガリー郊外のバッドランドが最終目的地。砂漠というと米国のユタ州やアリゾナ州を思い浮かべるが、カルガリー郊外にも感動的なバッドランズが広がるようだ

実際に行く場合は、まず、カルガリーに飛び、バッドランズを満喫。残りの時間でオレゴンを目指すことになるであろう。

さて、カミさんが喜びそうなところが、カルガリーあるいはエドモントンにあるか。カミさんから許可をいただくには、そこを調べないと。。



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