あなたは平均より上?下?WEBデザイナーの年収【2018年度版】

公開日:  最終更新日:2018/09/23

自分の給料が、他の人と比べて高いのか安いのかは気になるものです。
WEBデザイナーはクリエイティブな職種なので仕事内容で選ぶという人もいると思いますが、給料はできるなら多いほうが良いですよね。
ここではWEBデザイナーの年収についてまとめています。
ご自身のもらっている年収が平均と比べるとどの位置なのか参考にしてみてください。

年収イメージ

全国のWEBデザイナーの平均年収

平均年収.jp(https://heikinnenshu.jp/)を参考にしたデータをまとめると、

WEBデザイナーの平均年収

男性 約406万円

女性 約290万円

年齢別の年収は

20代の年収 約223万円

30代の年収 約273万円

40代の年収 約350万円

50代の年収 約420万円

になっています。

続いて、WEBディレクターの平均年収を見てみると

WEBディレクターの平均年収

男性 約545万円

女性 約390万円

年齢別の年収は

20代の年収 約300万円

30代の年収 約366万円

40代の年収 約470万円

50代の年収 約564万円

となっています。

ちなみに、国税庁「民間給与実態統計調査」によると、平成28年度の日本の平均年収は、男性が521万円で女性が280万円、公務員の平均年収は633万円です。

この統計を見て、ここ数年エンジニア不足と言われている割にはWEBデザイナー、WEBディレクターの年収は上がっていないという感じがします。
WEBデザイナー・WEBディレクターは残業も多い職種なので、他の職種よりも実働時間に比べて年収をもらっていないといえるでしょう。
特にWEBデザイナーの平均年収は40代でも350万円程度なので、かなり低いように感じます。

年齢別の年収だとWEBデザイナー、WEBディレクターともに50歳〜54歳が一番年収が高くなっています。
一般的には、WEBデザイナー、WEBディレクターは年齢を重ねてキャリアアップしていくことによって年収も上がっているといえます。

WEBデザイナー・WEBディレクターの方、この数字を見て自分の年収よりも高かったでしょうか?それとも低かったでしょうか?

残業や仕事のやりがいや人間関係など、働き方を考えるときには年収以外にも総合的に判断するべきだと思いますが、現在もらっている年収が平均よりも低かったら働き方を変えるということも考えたほうがいいかもしれません。
また、デザイナー、ディレクターとしてのスキルを上げていきたいという人は、現在の職場でスキルアップが望めないのなら、年収にかかわらず職場を変えるほうが将来的には良いと思います。
ただ、そう簡単に転職ができないという方は、今の会社に在籍したまま年収アップする方法を考えましょう。

年収アップ

年収アップすることを考える

WEBデザイナーが年収をアップさせるにはどうしたらいいでしょう。
ここでいくつか年収をアップさせる方法を挙げてみます。

仕事を頑張って昇給する

一番わかり易いのは、WEBデザイナーとして評価され昇給してもらうことです。
正社員の昇給は会社によってまちまちですが、ほとんどの会社は年に1回、もしくは複数回、昇給があるかと思います。
新しい技術を覚えたり、デザイン・コーディングのスキルを上げる、作業スピードをアップさせるといったことが必要になるでしょう。

キャリアアップする

上記のWEBデザイナー・WEBディレクターの年収を見ればわかりますが、WEBディレクターのほうが明らかに平均年収が高くなっています。
40代になると約120万円と大きな差になっています。
WEBデザイナーのキャリアプランは、WEBディレクター、WEBプロデューサーにランクアップしていくというのが最も一般的です。
また、大人数のチームで仕事を進めるような会社であれば、チームリーダーになれば年収は上がります。
やはり年齢を重ねると、自分の作業だけでなくクライアントや他の社員とのやり取りがうまくできたほうが、キャリアアップにつながり、年収もアップするでしょう。

会社の業績が上がる

自分は特に活躍しなくても会社の業績が良ければ、ボーナス等で収入が上がる場合があります。
今後も成長していきそうな会社でしたら、その会社でうまく自分のポジションを見つけられればおのずと年収は上がっていくと思います。

仕事を頑張って昇給する

これは見落としがちですが、WEBデザイナーはとても副業に向いている職業です。
副業禁止の会社もありますが、もし副業OKなら是非副業してみるといいでしょう。
知り合いやクラウドソーシングなどを利用してWEBサイトの制作を請け負ってもいいですし、自分でサイトを立ち上げて広告を貼り、広告収入を得るのでも良いです。
このような副業をすることでWEBデザイナーとしてのスキルが必ず上がります。

お小遣いも稼げるしスキルも上がるので、WEBサイト作成の副業は一石二鳥です。

以上、年収アップする方法を挙げてみましたが、会社によってはこれらの項目がすべて期待できないかもしれません。
そのような会社にいつづけても良いことはないので、今の会社を辞めることも考えてもよいのではないでしょうか。

転職やフリーランスという選択肢も考えてみる

転職する

現在WEBデザイナーとして働いていて、年収に不満を持っているのならば、転職をするというのも一つの方法です。
ただ、現在の職場で給料は低いけどスキルがどんどん身につくような環境にいる場合は、転職せずに今の職場でもう少し頑張ったほうがいい場合もあります。

ですが、現在は高待遇の求人もたくさんあるので、同じ内容の仕事をしても年収が増えるということも珍しくはありません。
すぐに転職をしなくても、まずは転職サイトを見て、自分のレベルならどれくらいの給料をもらえるかをチェックするところからはじめるといいと思います。
そして興味のある会社があったなら、今までの実績をポートフォリオをまとめて応募してみるとよいでしょう。

また、転職が初めてだったり、自分が客観的に見てどれくらいのスキルをもっているのかを知りたい場合は、転職エージェントに登録するのをおすすめします。
専門のコンサルタントが客観的に自分のWEBデザイナーとしてのレベルや、どういう求人があるかを教えてくれます。
» おすすめ転職エージェントランキング

転職エージェントイメージ

フリーランスになって働く

残業が多いのに年収があまり良くないと思っているWEBデザイナーには、フリーランスという働き方もあります。
フリーランスは好きな時間に在宅でできたりする仕事もあるので、小さいお子さんがいるご家庭や自分の時間を増やしたい人にもぴったりです。
また、業務委託で企業に週5日常駐して働く仕事も多く、そういった案件は非常に高い報酬がもらえるのが特徴です。
業務委託だと例えば月に140時間〜180時間などの制限はありますが、月給で50万円以上もらえる案件も多く、自分の与えられた仕事をどういう自分の好きな時間配分で進められるというメリットもあります。
保険や税金などを自分で支払わなくてはいけないデメリットもありますが、とにかく稼ぎたいのであればフリーランスになるというのも検討してはいかがでしょうか。

以上、WEBデザイナーの平均年収と年収の上げ方についてまとめました。
自分の年収とキャリアプランを考えて目標に向かってがんばってください。

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