「バカと鋏(はさみ)は使い様」という言葉がある。中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎対策で躍起の政権与党。国会質疑にては、挑発的態度に出た野党衆議向けの、安倍総理大臣による不規則発言(つまり野次)とかもひとしきり問題視されたのは記憶に新しい。その辻元立憲衆議の「頭の腐った鯛」発言は確かに不快感を伴うものではあったが、冷静に考えると一つだけ使途があった。
事ある毎に安倍総理以下、政権与党を貶めんとする批判記事を連ねる朝日新聞勢力に対してだ。まぁあり得る話ではないが、もしもだよ、辻元衆議が朝日新聞をこうした言葉で一度でも非難を表すなら 少しは評価しても良いのだが、やはり無理・・か。
とまれ、偏向姿勢はどう仕様もない朝日新聞勢力。後述の事もあって、拙者は「読まない、見ない、買わない」を引き続き実践中。ただ、ネットにての記事動向は 丹念とは行かずも折々チェックしている次第。特定野党をメインとする勢力の、アジテーションの高い国会質疑は些かうんざりもする所だが、先月来伝播の新型肺炎脅威に際し、流石に少し潮目が変わるのでは?との動きもある様だ。以下、本日付・産経新聞ネット記事を引用して、見て参る事とする。
「野党統一会派、菅(すが)官房長官に新型コロナ・ウィルス対策で申し入れ」
立憲民主、国民民主両党などでつくる野党統一会派は 2/21午前、政府に対し 新型コロナ・ウィルスの感染拡大に対応するため、検査・医療体制の整備や関連予算の大幅な拡充、正確な情報発信などを求める提言を申し入れた。逢坂誠二・立憲政調会長らが菅官房長官に国会内で手渡した。
提出後、逢坂会長は記者団に「政府の場当たり的な対応もあり、国民に不安が広がっている」と述べた。菅長官は「情報発信や公開がなかなか難しい」と語ったという。申し入れには 泉 健太・国民民主政調会長、吉川 元・社民政審会長、重徳和彦・社会保障を立て直す国民会議政調会長も同席した。(引用ここまで)
横浜港に入った大型客船「ダイアモンド・プリンセス号」にての集団感染(残念ながら二名の犠牲を生じてしまった由。一言の弔意を申す次第)を含め、政府与党の対応が決して最善とはいえないのは事実だが、仮に現状 現野党が同じ立場であったら、それを上回る対応ができるかといえば、答えは「否」だろう。もし仮に、今は削除の某公立大医学部教授投稿の動画が事実だったとしても。
拙的には、対応を評価する船客が複数に上った事を考えると、前述動画は些かの誇張や過剰反応もあったと看るものだが、削除の理由が不透明なのが気にはなる所。政府与党の要請ではないのは間違いなさそうなので、人権勢力が大騒ぎする「表現の自由侵害」該当ではないだろう。ただ、内容に自信があるなら、削除せず堂々と公開し続けたらどうかとの想いも、一方にありはするが。
もう一つ、橋本 元・厚労副大臣公開の船内画像は確かに粗雑だった。事前か事後かも分からぬ「清潔ゾーン」「不潔ゾーン」の張り紙が丸分かりの画像は、明らかに適切を欠くものだったろう。副大臣サイドでは善意だったとしても、見る側からすれば差別面を含めての不快感と共に、正確さにも欠ける印象を伴うものだった。こちらも削除済みとかだが、こうした画像や動画を載せる時は 事実を正確に反映したものか否か、慎重に検証してからにして頂きたい。
話が飛んでしまったが、こうした提言が「初めに攻勢ありき」だった野党、特に特定野党の姿勢転換に繋がるか、拙者としては慎重に注視したいと思う所だ。立憲民主党メインの統一会派は、前述提言の他、予算組み替え動議も提出準備中だとか。勿論、安易な鵜呑みは軽々に過ぎるのは分かる。一過性のパフォーマンスに終わる可能性もあるからだ。
前述の通り、船客のお二方を含め 今までに三名の犠牲を生じた我国の新型肺炎感染問題だが、その事への対応が 或いは少しは野党の政治姿勢を変えさせるきっかけともなるのだろうか。立憲民主党は、結局は「反対の為の反対」が特技だった旧社会党の焼き直しに過ぎぬ所が大きいので、一朝一夕の変化はそれは困難だろうが、大規模な感染症脅威に立ち向かうには、当然ながら立場を超えた協力と協働が必要。特定野党にその意思があるか、ここは落ち着いて推移を見守るべきかも知れない。
それよりも、特定野党の対政府与党攻撃姿勢を助長してきた左傾メディアの方が、此度の新型肺炎脅威に際しても その体質や報道姿勢を変えるのは困難かも知れない。前述記事にしても、朝日新聞のネット記事を一瞥した限りでは 産経新聞の様な取り上げはなかった。事実なら得意の「報道しない自由」の行使か。そんな風だから信頼されないのも事実といえるのではないか。今回画像は先年、清州城址の近所で見かけた四季桜の様子を。背後の線路は JR東海道線。
彼女の推進する ピースボートは特別扱いをされ
乗客全員検疫なしで横浜港で下船
そしてその事は ほぼマスコミは報じない ・・・
この世はどうなってるんでしょうねぇ??
そうですよね。「ダイアモンド・プリンセス号」で感染症対策
に追われているドサクサに紛れる様に、辻元衆議も関与
のピース・ポート主催の客船「オーシャン・パシフィック号」
が中国大陸の港を経たにも関わらず、検疫不明朗なまま
船客を下ろした件は、拙方も聞きました。
仰る通り、その事実を既成メディアは報じない。一体、
新型肺炎拡大の危機下で、未だ特定野党に好都合な
情報ばかり扱う不良姿勢には、拙者も呆れるばかり。
本当に感染危機が迫った時どう伝えるのか、疑念と不信
が今から募る所です。まずは お礼まで。
本当に、そうあって欲しいものですね。
しかし私は、頑固です。
「そんなことは、絶対あり得ない !」
ピースボートの「ダイアモンド・プリンセス号」を見てください。無責任な、彼らです。
反論をご容赦ください・・・
貴反論も大いに説得力あるものでして、拙者も決して楽
観してはならないと心得る所です。
ご指摘のピース・ボート主催のアジア帰りの大型客船は、
「ダイアモンド・プリンセス」の後に入った「オーシャン。パシフィック」
かなとも思いますが、それにしても検疫が十分でないまま
船客の上陸を許した様で、事実なら無責任も甚だしい
と拙者も思います。
一度歪んだ性根は 仰る通りで、決して一朝一夕で糾
されるものではないのかも知れません。やはり現状で
は「あり得ない事」との理解で良いのでしょう。
前述の貴指摘を一向に正面から伝えない既成メディア
の病理も相当なもの。自論調に不都合な事共は伝え
ぬ「報道しない自由」をいつまでも振りかざしておれば
、新聞も週刊誌も TVも、いずれは国民市民の信頼を
失って立ち行かなくなる事でしょう。まずは お礼まで。
勢い余って、船名を間違えました。
あなたのブログを、汚しましたこと、お許しください。
新型肺炎は、まだ我が国内の鎮静化が見通せない様です。
お互い、引き続き要注意ですね。まずは お礼まで。