nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

バラの講習会2019(4月) 那須ヒロガーデン リサリサ購入

2019-04-22 11:16:32 | ガーデニング
土曜日は恒例の「那須ヒロガーデン」でのバラの講習会の日でした。


今回もほぼ満員の状態になりました。


今回の講習は、新苗の育て方についてでした。
この時期、新苗が出回りますが、安く買うならこの新苗が良いとの事ですが、その後の育ち具合は買った人の技量により左右される様です。
しかし、新苗が売り切れてしまうと大苗での入手が出来なくなる品種もあるようです。
そこで、その新苗の育て方の講習と言う事のようです。
また、手持ちのバラに対してもいろんな環境の状況で「ブラインド」と云って花芽を付けられない場合があるらしく、その対処についても勉強しました。
それと、バラの品種の紹介や病虫害に強く育て易い品種について紹介がありました。

講習会が終わってから、お店の裏手にある温室に行きました。
沢山の新苗がありました。中には花を咲かせている物もあり、買うときの参考にもなります。(本当は新苗は夏まで咲かせない方が良いそうですがそれじゃ商売にならないので、敢えて一輪くらい咲かせて見て貰うそうです)


さて、お目当ては「リサリサ」と言う「ばらの家」オリジナルの昨年発表した品種で、秋にその話しを聞いた時に欲しいと思いましたが、春にならないと一般販売されないと聞いていましたから、早速買いました。

なぜ、欲しかったかと言うと、娘の名前と同じだからです。
それと、ピンクのやさしげな花なので・・・
スペイン語で「笑顔」と言う意味らしいです。
樹勢も強く、耐病性にも優れている初心者向きのバラだそうです。

さて、うまく育てる事ができるだろうか?
早速、一回り大きな鉢に移し替えました。


注意点としては、この鉢のままでは駄目で、一回り大きい鉢に移し替えることだそうです。
しかし、一気に大きな鉢に移しては駄目で、根が下まで成長するのに日数が掛かり、鉢の下の方には水がたまり易く、そこに根が成長していくと根腐れを起こし易くなるとの論理でした。
一回り大きい位の鉢に移せば、直ぐに根が伸びて、鉢の下の方の水分は根が吸収してくれるので、根腐れしないで済むと言う事です。
とにかく、いろんなノウハウがあるものです。

自分も多くの失敗をして来ましたが、その原因が分からず同じ失敗を繰り返してきました。
バラに限らず、多くの園芸にも応用が利く様なお話しを毎回聞けてとても役に立ちます。
これが、6号鉢。順調に育ったら7月くらにいに8号鉢に移します。


買ってきたポットから静かに取り出します。
絶対、崩しては駄目だと言う事です。


培養土はヒロガーデンオリジナルのバラ専用の土です。
安いし、水はけも良く保水力もある団粒構造の最適な培養土に仕立ててあります。


少し、底に土を入れておいて、丁度良い高さになるように調整します。
水をたっぷりあげるときに、水があふれ出ないように鉢の上の部分に少し余裕を持たせます。


これくらいで良いでしょうか。
必ず接木してある部分は、土に隠れないようにしないといけません。
水は、乾いたら水が土表に貯まるくらいあげ、その時10秒くらいでその貯まった水が無くなる位の水はけが良いみたいです。
何の意味が有るかと云うと、「水が流れる=酸素が土の中に取り入れられる」と言う事の様です。
なので、最適な団粒構造の培養土を使うことによって、水はけが良く、適度な保水力が保たれて健康なバラが育つと言う事です。
なるほど!


最初はバケツに浸してたっぷりと水をあげます。


勢い良く水が出てきます。
この時、出てくる水は濁ったりしません。
濁ったり、色が出る様では良い培養土ではないそうです。


更に、上から水を何度か流します。
たっぷり入れると、水が貯まってるでしょ。


それが、10秒もしないで染みて無くなります。
もし、水が貯まったまま30秒以上もなくならない様な土は使わないほうが良いです。明らかに根腐れします。


葉っぱに土がついたら綺麗に流しておきます。
病気の原因になります。

今回は、培養土以外に肥料は何も入れませんでした。
(培養土自体に既に有機肥料が少し入っています)
木が育つのは、葉っぱの光合成によって生成された栄養が木の幹等に蓄えられて大きく育っていきます。
なので、肥料を沢山入れたからと云って良いわけじゃありません。

私は、小学校の理科の授業で、植物は肥料(鶏糞などの元肥)を沢山入れると元気に育つと習っていたので、その間違いに気づかず多くのガーデニングで失敗して来ました。
最初は元気なのに、根が肥料に到達する頃になると弱ってしまいます。
小学校の時も実際穴の中に沢山肥料を入れたチューリップや朝顔ほど、いじけてうまく育たなかったりしていた記憶があります。

あくまでも、肥料は葉っぱが光合成で栄養分を生成する時に必要な養分「窒素、リン酸、カリ」などの主要成分を与えてるだけなんですね。
あげ過ぎると、返って肥料負けしたり腐敗菌によって根腐れの原因になったりするようです。
化学肥料は使いすぎると、微生物が居なくなって土を駄目にしてしまいます。

特に若い株の場合は質素な清潔な土にしてあげると、養分を探して根がドンドン伸びて行って元気な根に成長し、沢山の水分と栄養素を吸い上げてそれによって光合成を促進し丈夫な木に育てる事ができるようです。
このへんは、講習会受講+自己研究で分かって来ました。

7月に8号鉢に移し替える時には有機肥料である腐葉土を入れてあげようと思っています。
不足しそうな時は、自分で作った液肥と置き肥を追加します。
家庭菜園も同様ですが、基本的に化学肥料は使わない事にしています。
それと、私の場合にはEM(過去のブログ参照)を付加して微生物が沢山暮らせる土壌にして土を元気にしながら作物を作ることにしています。
人の、腸内フローラと一緒です。
抗生物質などの化学薬品の多用は自分の腸内の有用細菌をも殺してしまい、免疫力低下を起こして健康を損ねますね。

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