翌日に、玲奈ちゃんのお通や、
その翌日にお葬式が行われたが
私は玲奈ちゃんの死を受け入れることが
できていなかったのだろうか、
一切涙がでなかった。
私の衰弱した様子をみた友人たちは
心配してくれたけど
私は上の空だった。
私は毎日、あの玲奈ちゃんが亡くなった
海に足をはこんでいた。
そんなときに、1本の電話がなったんだ。
どんな電話も
玲奈ちゃんが亡くなってからは
とらなかたんだけど、
なにか、とらなくちゃいけないと直感し、
電話に出たんだ。
「はい、松井です。」
すると聞きなれた声が、
「珠理奈さん?よかった、つかまって・・」
声の主は玲奈ちゃんのお父さんだった。
「明日、アメリカに帰ります。」
「そうですか、色々ありがとうございました。」
「玲奈の部屋を整理していたら、
貴方宛てにDVDディスクが出てきたんです。
佐藤さんに預けますので
いつでもいいから、取りに来て下さい。」
「今・・・今すぐいきます!!」
私の体が自然と
玲奈ちゃんの家にむかっていた。