日本酒を久しぶりに…😋

本格的に解禁致しました。🍶

ああ
美味しい🎶

しみじみ…


先日、
いいなと感じた方に
酔っ払いの気持ちがわからない
と冷たくされ、凹んだひとみン。

しばらく
日本酒は控えておりました。🤣

今や
日本酒はひとみンにとって
最新の注意を払わないといけないお酒に
なっとります!

一緒に飲む相手を
きちんと選別しないと大失敗
しますよね〜😂



さて
そうこうほざいているうちに
料理が少しづつ出てまいりました。

湯豆腐
たまらなく美味しかった。
これから さらにくせになりそうです。


小鰯のから揚げ。
サクサク感が最高すぎる。
姿かたちも美しい✨


🍶🍶🍶🍶🍶🍶

この店は
孤独のグルメで紹介された
中洲の有名店。

たまたま
あたしの店の裏にあり

中洲では
1番昭和感が残っている路地裏に
位置している。


仕込みのために早く店に入る日は
玄関先に出てきている大将とよく会う。

いつか必ず行きます!と
いつも挨拶を交わしていたんだが
なかなかの人気店で
予約も取りずらそうなので


反対に
こんなあたしなんかが行っても
ご迷惑になるだけでは?と気が引けていた。





席は 予想通り満席。

大将一人でやっていらっしゃるから
大変なのは言うまでもない。

しかし
手抜きをせずマイペースで
一つ一つ丁寧にこなしていらっしゃるのが
よくわかる。

お料理がなかなか出てこなくて
シビレを切らして帰るお客もいた。 
多分旅行客だろう。

こんな状況だとは夢にも思わず
評判だけネットで見てきたのだろう。
少し気の毒になったが仕方ない。


ラグビーの影響で
白人系外国人が
博多の街にも多く来ており

この店の暖簾をくぐった
1組のカップルが私の左隣に
そそと座った。

なかなか料理が出てこない
超ジャパニーズなこの店のカウンターで
さて、どのようなドラマを
展開させるのだろうと興味をそそられた。


まあそんな空気の中
さすがだなと感じたのは

大将の料理の出し方に
文句を言うお客が一人もいないことだ。

4.5人のグループが
畳のテーブル席を囲んでいるが
最初の付き出し以降
全く料理が出てきてないにもかかわらず

文句一つ言わず
談笑しながら くつろいでいる様は

他の店であれば
ありえないことだ。

すごい。


ここでは
我慢できない人は
静かに黙って退散する。

すると
次のお客が
また暖簾をくぐって入ってくる。

電話はリンリン鳴っている。
しかし、受話器は取らない。
断るしかないからだろう。

それよりも手を休めずに
目の前に待ちぼうけをしている
多くのお客様のために

ひたすら
料理を作り続けることに
強い決意を表明している感じだった。

ちなみに
女性従業員がいると思えば
常連さんでボランティアらしいから
こりゃまたすごい!たまげた!


しかし。


これほどまでに稀有な状態とは
事前に知らなかったあたしは
ご一緒させて頂いているお客様に
段々申し訳なくなってきた…

お仕事から直接いらっしゃって
お腹すいてるんじゃないか…

でも同伴なので
8時までには店にいかないといけない。
時計を見ると7時だった。


なんか

大将がどれだけ今大変な思いをして
いらっしゃるかもわかるし 
ツレのお客様の気持ちも
察するにおよばないしで

あたしは気付いたら

8時までに出ないといけないので
よかったらなんでもいいので
できそうな料理があれば
持ってきて頂ければ…

とチラッと女性の方に伝えていた。

どうできるかはわかりませんが
とりあえず、大将に伝えておきますね、

という返事だった。

そしてしばらくすると

どう見ても優先的に
私達にドンドン
それもとりあえず注文していた料理が
出てきた。

えっ⁈

うわ。😨

こ、これ、
周りに申し訳ない😅って
思わずにはいられないレベルの
大将のおもてなしだった。

びっくりした。

ああ
あたしなんかに
こんなにして下さって…


他のお客様を犠牲にしてまで
近所のよしみで
ここまでして下さってるのが
ヒシヒシと伝わってきた…

申し訳なさと有難さが
入り混じり

じーん〜…😭


さらには
そんな大将の仕事の仕方を
心底理解してるような風情で

文句も言わずに見守る
常連のお客様たち…

まあ極端に言えば
あたしのテーブルにもりもり
料理が来ているのを
にこにこしながら見ていた。。。
という感じだ。

な、なんだ
この空気感は。

これがこの店たる所以なのか!

本当に
素晴らしいお店だ。

大将とお客とお店の雰囲気の
奇跡的とも言える
美しすぎる三位一体の世界。

これだ!

これだから
お客様がいつも
いっぱいだし

有名店になり得る
説得力に満ち満ちているのだ。


🍶🍶🍶🍶🍶🍶


私が店の予約が入っている時の
仕込み開始時間と
大将の毎日の仕込開始時間が
だいたい同じなのだろう。

昼間
会う時は本当によく会う。

あたしが買い物をすませ
スーパーの袋をママチャリ乗せて
店の前に駐輪しようとする時に
顔を合わせる確率が高い。

時には
息子と一緒だったりする。

大将は暖簾を出しながら
わたしに優しく笑いかけてくれる。




いつも
トボトボと下を向き
自分の店まで一人ぼっちで通う
小さく狭い裏路地に

こんなに素敵な愛の花が咲いていたんだ
って気づいたら
人知れず泣けてきた。

やっと行けた。
行って本当によかった。


🍶🍶🍶🍶🍶🍶🍶



味のあるお店が
レトロ風情に満ち溢れながら
軒を連ねている小さな裏路地で

無力のシングルマザーが
こんな心温まる小さな体験を
させて頂けていることに

わたしの人生は
実りある面白いものだなと
大変な満足感を覚えてしまう。


あたしの人生

義理だ!
情けだ!
人情だ!


情婦だ!!!


いや
違うか…🤣



路地裏に人知れず咲いては散りゆく
季節の草木花々を

毎日ゆっくりと観察し
絵日記をつけていくような…


そんな くらし
素敵やないですか?


今日もお読みいただき
ありがとうございました😊🎶✨



ひとみンより〜ぃ💕


✳︎ひとみンのお店のホームページ
「夜カフェすぴの座」


❤皆様にお願い

ブログのランキングサイトに
登録してます。
お手数をおかけしますが
クリック頂けたら嬉しいです❣️

⬅︎こちら
エッセイ・随筆