こんにちは。オーラッシュ　ベイサイド大阪の神山です。

８月ももう残りわずか。猛暑に台風に。。今月も大荒れも天候でした

９月からは季節上でも秋。。　すごしやすい気候になるのを期待しています

 

今回のご紹介は

メルセデスベンツ　C２００

現行の一つ前型となるW204型

エンジンは2.0L、直４ターボ。こちらの車両、エンジン不動でのご入庫。。

セルモーター回らない。。クランク回らない。。。点検の結果エンジンがロックしている模様

と、言うわけで。。。エンジンをおろしにかかります

今回はエンジンのみ。上抜きでトライ

垂直に開くメルセデスのボンネット、作業性も抜群ですね

エアコンガスを回収しつつフロント側を分解、ラジエータ電動ファンをはずしてエンジン前面にスペースを空けます

ラジエータ下部の排出ドレーンから冷却水を抜きつつ上側の作業を進めます

車両左側、エアクリーナー、ECUにつながっているハーネスを切り離し

エアコンライン、水周りを切っていきます

できればエアコンコンプレッサーやパワステポンプ＆タンクは車両に残したままエンジンのみ

おろすのが理想です

今回は各ホース、パイプを切った形で下ろすことにしました

続いてエンジン右側。排気側になります。

今回パワステラインを切った一因、パワステタンクが写真右側に写っています

エンジンを挟んでタンクは右、ポンプは左。。。

うまいやり方もあるのかもしれませんが今回は作業性を重視し切り離すことにしました

フロントパイプ×タービンのナットを外し下回りに移りますミッションボルトを緩めつつ

右側、O２センサーハーネス、フロントパイプを取外し

そして左側はセルモーターを取外しトルコンを…

と思ったのですが、セル外し穴からはトルコンボルトの確認が出来ません…

トルコンボルトはマフラーを外したエンジンリア側、金属のパネルをめくれば

見えました。一通りミッションボルト、トルコンボルトを取外し

ここまでこればエンジンクレーンをセットして

左右のエンジンマウントを切れば

エンジン抜けましたぽっかりと空いたエンジンルーム

こんな時じゃないとお目にかかることも無いですね

今回は中古のショートエンジンに

補機類を移し載せ替えます。なのでおろしたエンジンから各部品を取り外し

そして、NEW中古エンジン（？）に組替

組上がりました。後はエンジンクレーンを用いて車両に搭載

うまいことエンジンを積むにはミッションと積込むエンジンの角度がポイントです

ミッションはフロア下からジャッキで支え角度調整

ミッションボルト、エンジンマウントが組付けば後は各ホース＆ハーネス類を組進みます

水周りも早々につなぎ真空引きで冷却水補充＆漏れの点検、エアコンラインの漏れ点検を行います

一通り油脂類を補充後はオイルを回してエンジン始動

C２００、復活しました

大きなトラブルや小さなトラブル。。。車に乗っていると様々なトラブルに遭遇します

修理の方法もひとつではありません

オーラッシュはお客様のニーズにあったより良いサービスを提供できる様に今度とも進化し続けます

 

 

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