ユーリ!!! on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE
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『さよならの朝に約束の花をかざろう』 http://sayoasa.jp/
10月26日、Blue-ray/DVDの発売開始です。
ブックレットで井上俊之さんと対談してます。こちらの中身も濃ゆいですよ〜〜。
下北沢トリウッドにて、DVD発売記念上映があります。
9月29日から10月8日の10日間!
https://twitter.com/sayoasa_jp/status/1036545772622233600
P.A.WORKS発刊『さよならの朝に約束の花をかざろう』
井上俊之原画集 発売中
《原画集には1カットずつコメント書きました。 購入特典として私と平松さん堀川Pのコメンタリー付きの原画を撮影した動画を見ることができますよ! よろしくお願いします。》
井上さんのツイッターより https://twitter.com/181ino/status/1001495100088664064
P.A.WORKSサイト http://paworksshop.jp/shopbrand/ct36/
第21回上海国際映画祭で
金爵奨:アニメーション最優秀作品賞を受賞しました。
https://natalie.mu/eiga/news/288239
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昨日20日、自民党総裁選挙が行われ、安倍晋三議員が3期目の総裁に選ばれました。
今回の総裁選は、開始前よりグダグダの荒れ模様で、ニュースを読むのもバカバカしいくらいだった。
どうせ安倍3選でしょ?
というしらけた気分の理由は、明日配信される『「新」経世済民新聞』メルマガに詳しく書きましたので、ここではやや角度を変えて少し触れておきます。
石破氏は、公文書改竄が行われたことや手続き問題という事実、ごく当たり前の問題意識を問うただけなのに、安倍陣営は「もり・かけ」問題の再燃を警戒して過剰に反応。
「正直・公正」という人として当たり前のキャッチフレーズに、吉田博美参院幹事長は「個人攻撃に見える」と取り下げを要求した。
加えて
石破氏に票を入れれば人事に影響する。石破氏に票を入れるなら辞表を書いてからにせよ。
などと、恫喝が露呈した。
どう考えても、安倍3選は硬いのに、このうろたえっぷりはどうしたことか首をひねった。
・結果を出せていない安倍政権の焦り
安倍陣営が恐怖したのは、上記のスキャンダラスなものではなく、もっと現実的なものだったのではないか。
総裁選中には、経済問題も多く触れらました。
「景気は良くなっている」と繰り返してきた安倍首相のことばとは裏腹に、景気は悪いままである具体的なデータが様々出ている。
「アベノミクスは失敗だった」
これが周知されるのはマズイと警戒したのではないか。
さらに、7月西日本豪雨の時、自民党内の宴会に安倍首相が参加していたことなど、災害対策を軽視していると批判された。
「安倍首相は災害から国民を守る気がない」
これは有権者の支持を得なければならない自民党議員にとってマイナスだし、地方票に大きく響くことを警戒したのではないか。
事実、石破氏は前回より議員票を伸ばして254票獲得し、地方党員票の45%を獲得したのです。
安倍3選バンザイ! 石破惨敗ザマア!
こんな姿勢では日本経済を改善し国民を豊かにすることはできないのだ。
問題は見かけの勝ち負けではなく、中身だ。
森友・加計学園問題での後ろ暗さを隠すことができず
経済・防災の失敗も隠すことができない。
デフレ脱却・経済成長 の公約は守られていない。
安倍政権は結果を出せていない。
総裁選通じて、この事実が強く印象付けられた。
特に経済・防災は国民に直接響く問題だ。
このままでは、たとえ大差で3選しても主導力に陰りが出てしまう。
そう警戒したとしても不自然ではないでしょう。
はたせるかな、選挙中より、安倍氏は災害対策への積極姿勢を出し始めた。
防災減災・国土強靭化に「思い切った予算をとりに行く」と発言したのだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL14HHY_U8A910C1000000/
国土強靭化基本法はすでに策定されているのだが、実効的な予算はつけられていなかった。
安倍政権の怠慢だ。
度重なる台風・豪雨被害、大阪北部地震、北海道胆振東部地震が、それを浮かび上がらせた。
実効的な景気対策を行わねばならない。
実効的な防災減災・国土強靭化を進めねばならない。
至極当然の話だが、これをやってこなかったのが安倍政権5年8ヶ月なのだから、結果を出せないのは当たり前です。
総裁選で、不利な情報…ただの事実…が短期間に集中的に投下された結果
これではマズイ!…
と、ようやく真剣に危機感を持ったのではないかと推測します。
もしそうだとしたら、その危機感は正しい。
現実を見て考え方を見直す姿勢は正しい、と支持できます。
・適切な見直しを促した「安藤提言」
考え方を見直す重要な材料、大きなきっかけを作ったのは
安藤裕議員が主催する「日本の未来を考える勉強会」の提言です。
https://www.andouhiroshi.jp/category/workshop
消費税増税の凍結・減税。財政拡大の具体的な提案。
勉強会がまとめた「安藤提言」が安倍首相に手渡されている。
内閣官房参与の藤井聡教授を軸に
三橋貴明氏
中野剛志氏
青木泰樹氏
大石久和氏
田村秀男氏
会田卓司氏
島倉 原氏
が講師となって事実ベースの議論を重ねた。
「安藤提言」には、これら学者・評論家を通した、歴史の事実と教訓が詰まっている。
不況から脱するには財政拡大が必要だ。
それは日本だけの動きではありません。
イタリア政府、成長促進へ財政赤字拡大を検討=ディマイオ副首相
https://jp.reuters.com/article/italy-dimaio-deficit-idJPKCN1M014N
同副首相はラジオインタビューで、政府の優先課題は市場を安心させることではなく国民生活をより良くすることだと述べた。
国民を豊かにするには、政府が赤字を増やす必要があるのです。
安藤裕議員は、このニュースを引用して、こう書いています。
https://twitter.com/andouhiroshi/status/1042962466479603712
世界ではこのような考え方も大きな声になりつつあります。財政赤字=国民の黒字。政府の財政赤字を拡大=国民の所得を増やすこと。 裏返せば、財政黒字(プライマリーバランス黒字化)=国民の赤字(貧困化) 。早期のPB黒字化を目指し政府支出を削減すること=国民所得の削減。
そう。
政府支出の削減=国民を殺す人災
https://ameblo.jp/tadashi-hiramatz/entry-12403276162.html
なのです。
景気は悪いままだ。
この事実を受け止め、財政拡大を中長期で行う必要がある。
安倍3選で、そのような機運が国民と与党で共有されるのなら最大限に歓迎したい。
藤井聡教授はラジオで、消費税増税の凍結には可能性がある、と述べました。
仮に軽減税率を採用しても、8%は据え置きのままです。
10%増税は確実に国民生活に打撃を与え、それは減税されない限り永続する。
短期の財政拡大では意味がありません。
毎年毎季節の自然災害が国民を襲う状況で、増税など、まさに殺人的悪政なのです。
消費税増税の凍結・減税と長期的な財政拡大はセットで行われなければいけません。
これを政府に強力に促すには、5年8ヶ月の失敗を強烈に批判し続ける必要がある。
失敗を繰り返すバカがどこにいる!? とね。
適切な判断には賛意を
不適切な現状維持には徹底批判を
この意志を示すことによって、「財政拡大内閣への改造」を促しましょう。
国民生活の安定と成長。
アニメを含む、豊かな文化を継承できる環境作りのために。
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