今年漢字「災」に決まりましたね。
関西と北海道の地震、台風、そして水害と続いたことだと思います。一日も早い復興をお祈りします。
水害という意味ではフィレンツェも甚大な被害を被っています。
このヴェッキオ橋は1333年の大洪水で流された後に建築。以降700年近くフィレンツェの北と南を繋いでいます。5mにまで到達した大洪水。なんとその600年後1966年再び同じ高さまで水が到達したのでした。
50年経った今でも美術作品の修復作業が続いています。
人の心が折れそうになる災害の時にこそ、文化が人の心の支えになり希望になる、という説明をフィレンツェの復興の歴史を交えて、ヨーロッパ視察に来られた国会議員の方にさせていただきました。