契約書類はどっちが書くのか | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

契約書類はどっちが書くのか

自慢じゃないけど不動産業務の実務経験ゼロ(皆無っすよ皆無)でいきなり開業した私。

建築と不動産の知識はあっても、実務は別。

最初のころはすっごく簡単なことでもいちいちわからなくて悩んでいました。

そんなころにすでに業界で働いていた人に「契約書ってどっちが作るの?」って聞いたことあります。

その方は「その時によるんじゃない?」とすごくテキトーに答えてくれました。

 

しかし、今思うけど、契約書類は絶対に元付が作るべきものです。

 

売買にしろ、賃貸にしろ、物件(商品)のことを調べつくすのは元付の仕事です。

そして売主の売却に対しての意向を詳細に把握するのも元付しかできない仕事です。

だって、客付けは最後の最後まで売主さんと直接連絡を取り合うってことないもん。

 

重説は売り物についての説明書であり、契約書は売主の売却についての考えを反映させたものです。

買主&客付けは商品を買う立場ですから、商品の説明書を買う側が書けるはずないのです。

 

以前、ものすごく腹が立ったことがあり、契約間際になって元付が一方的な言い方で「重説はそっちで作って」って言ってきたことがあります。

(内見に一度行ったきりでカギも持ってないのに書けるわけねーだろ)と思いましたが、買主の引っ越しも決まっており、今更仲介同士でモメて破談になって新しい物件を探す時間なんてありません。ここはぐっと怒りをこらえて「じゃあ書くのに必要な資料をすべて送ってください」と言いました。

 

建物概要を記入するだけなら資料を見れば書けますが、元付の会社のスタイルに合わせてあちらの満足いくような文言で書くことなど不可能です。結局、投げつけるように送られてきた資料を見ながら書きましたが、言い回しレベルで難癖を何度もつけてきたのでブチ切れましたねー。

 

契約で顔を合わせた時に「最後までちゃんと直してないじゃないか」とエラそうに言われたときは

と、のどちんこまで出かかりました。

どうも、営業マンが営業事務の女性に重説作成まで頼めなかったようでこっちに振ったようでしたがよその会社の事情とか知らねーし。

 

まあいろいろ相手にしつつ成約までもっていくのも仲介のお仕事です。

 

 

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