ホテル業界オリンピック後 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

ホテル業界オリンピック後

先日、オリンピック後にホテル余りになるという趣旨の記事が出ていました。

本当でしょうかね。

 

私は半分当たり、半分外れと思います。

 

まず、現状でも埋まっていないホテルは結構あると思いますよ。

なんの特徴もないシングルメインのビジホみたいなホテルは試しに当日に聞いてみると結構空きあります。こんなの競合多すぎですからね。

 

ただ、オリンピック関係なく日本が旅行先として人気なのは続くと思います。

だって、こんなに個性的な文化を持ち、安全で衛生的で、政治的にも安定し、食事が美味しく、コンテンツの幅が広く、ぼったくりもなく、移動距離も適度な国ってそんなにないでしょ。

コンテンツだけで言ったら中国はすごいと思うけど、なんせあんなかんじだし、政治に巻き込まれて逮捕されるようなとんでもないリスクあるし。

 

ホテル業も商売なので波は絶対にあります。

その時に対応する力があるかどうかですね。

ホテルがダメなら共同住宅にコンバートできるように最初から設計しておくとかね。

共同住宅に戻すには最初から窓先空地を考えた部屋割りにしておく必要がありますけど、最大限の利益を上げるためのホテルとしての部屋割りを要求された設計士はそこまでは考えませんからね。

 

と書きながら思ったけど、空き家対策で戸建住宅の用途変更やシェアハウスの避難経路の要件がだいぶ緩和されているように、ホテルとして作られた建物を共同住宅にコンバートしやすいように法律が変えられるかもしれませんね。

こうなると無策だったやつが得をすることになりますが、先のことはわからないので、とりあえずは後で困らないように先の先を読んで設計しておくことが肝心です。建物は簡単に変えられませんから。

 

 

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