学区の境界線 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

学区の境界線

最近、地元(生まれ故郷)の不動産をよく見ています。

 

茨城県の古河市というところなんですが、平成の大合併で大きくなる前までは国内でも埼玉県蕨市に次ぐんじゃないかという小さな市でした。

室町時代の頃には日本の行政府も置かれていた(ある意味首都だった)由緒ある土地です。

 

で、平成大合併でくっついてきたその他大勢エリアはすっごく安いんですが、私が買いたいのは元・古河市だった狭いエリア。

その中でも城下町としてまあまあ今でも品のある辺りね。

 

投資用不動産を探す時、やっちゃダメだと思うのがあまりにエリアを限定してしまうこと。

自分が住むなら街の雰囲気やら窓からの眺望やら隣に住んでいる人やらいろいろ気にするのはしょーがないのですが、投資用は自分が住むワケではないので選択範囲を狭めずに事業として数字で割り切ることが良い物件に出会うポイントだと思っています。

なのに、自分で探すとなると狭いエリア(2キロ四方くらいw)にこだわってしまうという。。。ああ、ばかばか。

 

で、その田舎にしてはお安くないお屋敷街あたりの物件を見ていたら、ちょっと新し目なのに安いのがありました。

住所を見たら「栃木県」

え、地元だけど栃木県の県境がこんなに古河駅の近くまで食い込んできている場所があるなんて知らなかった。

 

ただ、戸建賃貸の場合、入居者はファミリーですから学区も重要です。

いくら道一本隔てているだけとはいえ県が違いますから、目の前の古河の小学校には通えません。

調べてみたら学区の小学校遠い。中学校はさらに遠い。近くに古河の学校あるのに。

客付け考えるとこういう県境の戸建物件はちょっとリスクありますね。

 

埼玉と東京の県境にもこういうケースはあります。

自社アパートのあるひばりが丘とかまさにそう。東京都下と埼玉県は川で隔てられていませんからね。

埼玉県アドレスだと安く買える可能性はありますが、戸建の場合には学区には注意した方が良いと思います。子供がかわいそうな目に合う可能性もあるしね。

私、肉食主義なので草は食べません

 

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