テレワークは家の在り方を変えるのか | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

テレワークは家の在り方を変えるのか

先日、オープンハウスがリリースした報告書みたいなのを読みました。

 

ちなみに私はオープンハウスとは過去にバッチバチにやりあって以来、月後半になると営業マンからかかってくる「案件下さい」コールに対してはいつも一言死ねと言って切っています。

が、それとこれとは別なので資料は拝読します。

 

今回のコロナ禍で一気にテレワークが注目され、テレワークに向く住宅というのが見直されているとか。

我が家みたいに室内干ししてある洗濯物がzoomに映り込むとか、期せずして子供やカミさんが部屋に飛び入り参加してしまうとか、狭い日本の住宅だとなかなか不都合も多い。

 

オープンハウスというのは「都心に戸建を」というキャッチフレーズで、マンション並価格で鬼のように狭い3階建住宅を建てまくっている会社です。

そのオープンハウスが言うには、通勤が便利な都内&近郊のニーズは常にある。そしてテレワークで部屋数が多い住宅が必要とされている。さらに、テレワーク用の部屋とリビングは別フロアだとなお良い、ということで3階建戸建がこれからも需要があると言っています。

 

まあわかる。

ただ、今はコロナで仕方なくテレワークだけど、これで一気にテレワークが主流になり住宅設計まで影響してくるとはとても思えないのよね。テレワークでまったく問題ない業種って相当限定されない?

 

昔のマンションはとにかく壁で区切って部屋数を多く取る設計思想でした。40㎡くらいでも3DKとか。

懐かしの文化住宅

 

今はそういうのは好まれないので、築古マンションを買って最初にするのは壁をぶち抜いて1LDKなど広い空間に造り変える作業です。これがまた部屋数を多くする設計に戻るのかどうか、コロナの長期化か否かに左右されるのかもしれません。

 

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