九州豪雨 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

九州豪雨

右目の負傷はだいぶ回復しました。今週から目を開けていられるようになりましたが、まぶしさや風が当たったりすると涙が出て長時間は開けてられない。粘膜の代わりに眼球に軟膏を塗っているので視界も霞ますが、最初に比べたらもう大丈夫なレベルです。

 

九州の豪雨が大変な被害をもたらしています。

九州というのは災害の多い土地です。

子供の頃に鹿児島県出水市という地名を知ったのは自然災害で仕事を無くした人の取材番組を見て。社会科でシラス台地というのは崩れやすくて農業に向かないと教わったのも同時期。

生活苦のその被災者を見て「なんでこの人はこの土地から逃げださないんだろう」と思ったものです。今思えばその頃から私は一カ所に定住するという概念はなかったのでしょうね。でも世の中の多くの人は大きな移動や変化を望まないものであり、何度被災してもその地に住み続けるのかな。

 

不動産を仕事にするようになり、土地の選定については非常にシビアになりました。

一般に不動産というと利便性が重視されますが、私のように建築(インスペクション)もやっていると自然環境が与える家へのダメージもいろいろ見てきているので、地形やそのエリア特有の気候も気にするようになってきます。

 

ものすごくおおざっぱに言うと、家の大敵は「水気」と「寒暖差」です。

この大敵が現れやすいのは山が近い傾斜地です。一都3県の平野部は平気。やばいのは1都三県でも山に近いところをバブル期に無理に切り開いて宅地化したエリア。山が近いと寒暖差は激しいし気候も厳しい。そして傾斜地だとどうしても背後に山を背負うので水気を受ける。

私は新築~築50年くらいまでいろんな場所のいろんな物件を見てきていますが、こんなに傷み方に差があるものかと驚きます。外装だけじゃなく内装も傷むよ。

 

これから不動産を選ぶなら、こうした知識があれば避けられる災難はあります。

 

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