園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年11月9日月曜日

番外編:のんびり畑物語

 先日、友人たちと一緒に近所でお借りしている畑でサツマイモとヤツガシラを掘りました。その跡地を掘り返す作業をしにこの日(11/8)は畑出勤。

友人たちはお休みで、だれもいない朝の畑は静かです。のんびり草取りと掃除を始めていたら、目の前の山から犬の吠え声と銃声が2発。どうやら猟友会の方々がシカを仕留めたようです。のちほどご遺体の写真をみせていただく機会があり、きっちり胸の中央に命中してました。凄腕のお仕事に脱帽です。のどかな畑にいるつもりだったけど、なかなかどうして貴重な体験の一コマでありました。

さて、収穫後の畑の掘り返しです。
フォークの形をした農具は、土を掘り起こすとき、じつにいい仕事をするんだなあと、改めて思う。ぐっと力が入りやすくてよろしい。名前も「収穫フォークとか万能フォーク」と呼ぶんだそうな。


がしかし、前回の収穫時に掘り残しがあったようで、イモにグサッと刺しこむバラバラ事件発生。いやんもう、いかんじゃないか。

砕けたものも集めて、近くの湧き水でゴシゴシ。洗い立てのサツマイモのきれいなこと。


この畑には、私たちの他にも同じように借りて耕作をなさっておられる方々がいます。ご一緒にしばし畑の横で休憩し、おやつタイム。

この日は、熟練のおじさまたちばかりで、子ども時分の話になり、近所の子らと石を投げて喧嘩したとかで額の中央を指さし「ほらっ、ここ」と名誉の傷を紹介。他のおじさま方も、「目の横を切ったから眉毛がはえてない」とか、「私は、頭にぶつけました。髪の毛がここだけ薄いんです」と。ほんにくっきり薄かった。まったくもう、強者どのの武勇伝というかやんちゃ物語というか。

その後は、年内に行う畑まわりの除草や落ち葉掃きとその片付けなどの共同作業をいつにするかといったミーティングタイムもあり。

帰り際にはカキをもいだり、収穫なさったばかりのチンゲンサイをおすそ分けしてもらったりしてお土産いっぱいで帰りました。

ベテランさんからの頂き物は、りっぱ! よくしまってプリップリである。


そういえば私、土にさわるのもあまり好きじゃなかったよなあ。それでも大人になっていっとき野菜苗を買って育てたりもしたけど、その後このマンションに越してきたときは、持っていた鉢を全部捨てましたもん。こざっぱりしたマンション生活でまいろうと思っていたから。

それがまあ、今やベランダ床にイモを干し、物干し竿にはカキを吊し、ですわ。

イモ類は、時々干して乾かしてます。洗濯物はこの上側でヒラヒラしてますのさ。


洗濯ばさみはときに、トウガラシも吊すんである。


干し柿は、いつの間にか数が増えてるし。



これはそもそも甘柿だからいいかなあと、生乾きのうちから食べちゃってます。

てなことで、なにやらベランダがすっかり農家仕様。あ、玄関にも紙袋に入ったジャガイモが靴の隣りに無造作にほってあります。

さて、本日(11/9)。ベランダ野菜のほうは、トマトがだいぶ広がってきたので誘引をいたさねば。

その足元のこまごまとした葉物はどんな案配だろう。見回りもしなくちゃだなあ。

ところが、きょうはマンション住人の有志で建物周辺の育ちすぎた植栽を切って片付ける作業あり。これがなかなかおもしろいといいますか。ノコギリと鎌でゴリゴリおもいっきり木を切る爽快感といったら♪
また、近くの小川から這い出してきたのか植木の根元にサワガニがいたり、でっかくて綺麗なクモに見入ったりしてたら、あっという間に夕方で、ベランダは手つかずでした。
それは、またあしたってことで。今夜は布団にバッタン、グーになりそ。


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2 件のコメント:

kasugai90 さんのコメント...

少し前に、マンションのベランダにたくさんの柿を干しているのを見かけました。
きっと親戚から渋柿をたくさんもらった(?)ので、こうして干し柿にしているようです。

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ともこ さんのコメント...

kasugai90さんへ:ベランダにずらり並んだ干し柿とのこと。見事な眺めですねえ。
皮むきが大変だったろうなあと思います。消費なさるのも大変かもと心配しちゃったりして。
ベランダで作るつるし柿ですが、狭いのでよく頭がぶつかって揺れてます。
高い天井から吊すべし、と知りました。ハハハ

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