かつて私はこのブログで「キングオブフジツボ」というタイトルの日記を書いたことがあった。
それは2011年の4月だった。
長崎に旅行するために飛行機に乗った時に、窓際の席がとれたのだが、飛行機がちょうど富士山の真上を通った時に窓から見おろした富士山の姿が見事だった。
見事である一方、上空から見た富士山の形は、フジツボにも見えた。
その様を私は「キングオブフジツボ」と呼んだ・・・そんな日記だった。
だが、2018年の5月に佐賀や福岡を旅行した時に、再び飛行機で窓際の席がとれた。
その時、天気もよかったので、飛行機が富士山上空を飛んだ時に、上から見おろす富士山を再び見る機会に恵まれた。
相変わらず、上空から見おろす富士山は「キングオブフジツボ」であったのだが、それを見ながら「前回この風景を見た時、写真を撮れなかったんだよなあ・・」などとも思い、急いで私はポケットから携帯を取り出し、今度こそ「上空から見おろす富士山」の写真を撮ることができた。
この日記では、その時に撮った写真を紹介しておこう。
富士はまるで雲を配下に従えてるようで、どこか雲にまとわりつかれてるようでもあり、その姿は相変わらず絵になっていた。
上から見ても富士山は富士山と分かるのだが、でも、地上から見る富士山とはやはり少し雰囲気も違う。
やはり・・・キングオブフジツボなんだよなあ。
いや、美人だから、クイーンオブフジツボと言ったほうがいいかな(笑)。
なんにせよ、飛行機に乗って、窓際の席がとれ、しかも富士山の上空を飛ぶルートじゃないと見れない風景であり、撮れない写真ではある。
なんでも、富士山近辺ではUFOがよく目撃されてる・・というが、宇宙人(?)も富士山は気になるのかな。
だとすると、富士山は日本人だけでなく、外国人はもちろん、異星人にもモテるということかもしれない(笑)。
円盤に乗ってて、いきなりこういう「大地の凸凹」が見えたら、やはり目立つし、気にはなるだろうね。特徴のある景観なので、何かの目印にももってこいであろう。
へたすれば、あの火口の中に不時着したくもなるのではないだろうか?
私が宇宙人なら・・円盤からこんな姿が見えたら・・・さしあたっての噴火の兆候がないなら、火口に不時着してみたいと思うだろう。
クイーンオブフジツボさん、どうかいつまでもそのルックスを保ってください。
下手に噴火などして、形を変えないでもらいたいです。
ウニやタコノマクラみたいなルックスにはならないで・・・。
ウニだと痛そうだし、タコノマクラだと平凡な感じがするし。
ヒトデみたいな形になったら、かえって目立ちそうだし・・。
それならまだ魚の形の方がマシかも。でも、魚のような形になった富士山は、別の名前で呼ばれるようになりそうだし・・。
やはり、富士山は富士山であってほしい。
日本人で富士山を愛していない人って、いないと思う。たとえ、住んでる地域から遠くて、まだ富士山を肉眼で見たことがない人でも。
飛行機で移動する場合、移動費がそれなりの値段になってしまうことはある。
そんな時、旅費を抑えるために、格安航空券が金銭的に味方になってくれることもあるはず。
その場合、たとえ座席指定はできなくても、その分、 移動費の節約を重視したい旅行者もいるはず。
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日本では霊山とか神域とか呼ばれる山は、基本的には女神の領域である事が多い…
そんな話を聞いた事もありますので、やっぱり「クィーンオブフジツボ」なのかな(笑)
私にとっての富士山は「外観」を愛でる山であり、二度と登りたくない山です。
それは私が初めて勤めた会社の社長がアウトドア大好きな人で、
毎年7月の下旬には全社員での富士登山が会社の恒例行事になっていたのです。
普通の9時〜5時のサラリーマンならともかく、私の会社は徹夜が珍しくない業種。
初めての富士登山もまさに完徹明けでの参加となりました。
バスで行ける登山口…5合目でしたっけ?
そこを夜出発して朝頂上でご来光を拝むという行程でしたが、
もう出発した時点でへろへろ。
遠目にはあんななだらかな山のくせに(笑)
登山道はけっこうな段差あり、でこぼこありの悪路の連続…
おまけに確か頂上付近の八合目だったかな、八合目が過ぎて
「ああ〜もう少しだ〜〜〜」なんて思って頑張ってたら今度は「本八合目」…
「さっきの八合目は仮だったのか〜〜〜〜〜」
酸欠で夢遊病者のようによたよた登って見えたのが「八合五勺」の看板。
「ご、ごしゃくってなんやねん!」
なんとか山頂(実は本当の山頂ではない…)にたどり着き、
真夏なのに寒さに震えつつご来光を待ちました。
ご来光を拝んだ後は茶店というか山小屋というか、そんな所でちょいとお高い軽食を摂り下山。
「あ〜またあの道を下るんかな〜」と思ってたら、なんか脇の斜面を下るという。
道はなく、大きな岩がごろごろしたやけに柔らかい地面を転がるように走り下りました。
時間にして30分はかからなかったように思います。
その後は無理やりスケジュールを細工して、この恒例行事から逃げ続ける事に成功。
だから私にとって富士山は、あくまでも観る山なのです。
ちなみにフジツボって食べられるらしいですね〜ま、種類は限定されるようですが…
味はエビのようだとかアサリのようだとか諸説あるようです。
カメノテとかマツバガイとかイソギンチャクは食べた事あるんですけどね、
フジツボは未食であります(笑)
真上から見下ろす富士山は、まさにキングオブフジツボ、クィーンオブフジツボに見えました。
捨丸さんは富士山登山をされたことがあるんですね。
私は富士山の五合目すら行ったことはありません。
富士山周辺には何回も行ってますが。
一度くらい登ってみたい気はしますが、登ってしまうと、富士山のあの美しい稜線は見れないですもんね。
そのへんは、ジレンマのひとつです。
登山道は、かなり混んでるらしいですね。
会社の行事だと、半分強制みたいなものですね(笑)。
でも、富士山を登る良いキッカケにはなったのでは。
フジツボ、、、あまり食べたくないです(笑)。
イソギンチャクも、あまり食べたくないなあ、、、。
夜の登山ですからね、自分が登って来た道を振り返ると、各々が持ったり頭につけてるランプが点々と続いててきれいでしたよ。
でも、やっぱり2度と登りたくない…(笑)
食用のフジツボをネットで見るとかなり大きかったです。なんでも中身をひっぱり出して食べるんだそうですが、なんだか虫みたいな形状でけっこうなグロさです…
イソギンチャクは当県内のとある地方では普通に売られてる食材です。
メインは味噌煮。他にはてんぷらなんかもあるようですが、私が食べたのは味噌煮。
コリコリとした食感で磯の香りがかなり強烈でした。てんぷらは硬いカキフライみたいだとか…
まあ、あくまで珍味みたいなもんで美味しい美味しいって食べるものでもありません。
ちなみにこのイソギンチャクの呼び名がすごいんですよ。
「ワケノシンス」というのですが、標準語に訳すと、なんと「若者のお尻の穴」(笑)
まあ、その見た目からからのネーミングなのでしょうが、ちょっと笑えます。
現地の居酒屋なんかではメニューに「ワケ」と表記してるみたいです。
カメノテは美味しいですよ、私は好きです。
昔海にキャンプに行った時は必ず岩場でカメノテ採って塩茹でで食べてました。
だんぞうさん全国旅していろんな珍味も口にされてると思いますが、
「これは食べちゃだめだろ」なんてものはありましたか?
イソギンチャクの食感、コリコリですか。
ならば、ナマコみたいな食感なのかな、、。
お尻の穴ですか?
やはりあまり食べたくない(笑)。
珍味は、あまり食べません。
見た目が悪いのが多いから、、、。
珍味じゃないけど、食べちゃだめだろと思うのは、カブト煮です。
特に目玉を食べるなんて、とてもとても、、、
わざわざ頭を食べなくても、、、。
大鯛とかマグロですね。
私は肉よりも魚が好きなので特に抵抗はないのですが、魚の目玉…あれだけはダメです。
好んで食べる方もいらっしゃいますが、私もちょっと引いてしまいますね。
珍味って確かに見た目で損してるものが多いですね。
素材そのものの味というよりも味噌や醤油で調味されてるものが多く、
その日本人の舌に馴染んだ味でごまかされてるような気もします。
栄養素で見ればカルシウムだったりタンパク質だったりで食べても差し支えないのでしょうが、
イナゴとか蜂の子とかザザムシとか…
やっぱり見た目は大事ですよね〜
ザザムシなんて私にとっては川で釣りする時の餌、そう魚の餌ですよ〜
富士山の事で思い出して昔のアルバムを見てみました。ありました富士登山の写真。
1枚は出発前に5合目駐車場のお土産物屋さん(?)の前で撮った集合写真。
前夜寝てないので笑顔にも元気がありません(笑)
もう1枚は山頂で撮った1枚。
背景には雲海が見えてきれいなのですが、私の顔…笑ってません…
無表情で完全に魂が飛んじゃってますね、我ながらひどい顔(笑)
服装はニットキャップをかぶり、そこに友人に借りたライトを巻いています。
ジーンズに友人から借りた登山靴と友人から借りたダウンベストに
友人から借りた変な青色のポンチョを着てます。
当時はアウトドアに縁がなかったので、ほぼほぼワンゲルだった友人に借りてました。
借りに行った時の友人の一言「お、富士山行くの。よし今度は俺が槍に連れってやる!」
槍?槍ヶ岳?勘弁してください(笑)
この写真で注目したのは手。なんとウォークマンの初号機(笑)持ってます。
あ、これは私物でしたね(笑)
当時けっこう無理して買ったのを思い出しました。
今から考えるとけっこう大きいし、走ったりすると音が飛ぶという代物でしたが、
街中や電車の中であのヘッドホンで音楽聴いてると、なかなかおしゃれな気分でした。
すんごい音漏れしてましたけど(笑)
でも、富士登山してる時果たしてこれを聴いていたのかどうかは全く憶えてません…
食材が何だったかは忘れましたが、見た目でダメでした、、、。
槍ヶ岳には私も憧れはありますし、行ってみたい気持ちもありますが、体力的に自信はないです。
「捨丸は確か遠泳やった事あるだろ。山も一緒で登り始めたら登れちゃうもんさ(笑)」
遠泳、確かに何度かやりましたね。距離は…5キロをちょっと割る位でした。
でも波の静かな湾内でしたし、何より海ですから。浮くから結構泳げちゃうんですよ。
それに比べて登山って…荷物背負ってるし、酸素薄いし、足元は石がゴロゴロしてるし…
うん、やっぱり私は登山は嫌いです。