iPhone 役立ち情報

iPhoneを除菌する3つの方法|アルコール、コーティング、UVボックス

新型コロナウイルスにも有効な、iPhoneを除菌する方法について3つ紹介します。

  1. アルコールを使う方法
  2. ガラスコーティングをする方法
  3. UV除菌ボックスを使う方法

これらの中からあなたにあった方法を探しましょう。

アルコールを使う方法

アルコールを使ってiPhoneをクリーニングする方法はここで紹介する3つの方法の中では最も手軽で、最も安価です。

またAppleが公式に認めている方法でもあるので、その点でも安心です。

iPhone のお手入れに消毒剤を使っても大丈夫ですか?
70%イソプロピルアルコール含有ワイプやクロロックス除菌ワイプ (Clorox Disinfecting Wipes) を使い、iPhone の外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。漂白剤 (ブリーチ) は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中に iPhone を浸さないでください。

Apple:iPhone のお手入れをする

イソプロピルアルコールとは

イソプロピルアルコールとはIPAとも呼ばれ、アルコールの一種です。

消毒液としてよく用いられるエタノールと比べ安価ではありますが、毒性が高く飲むことはできません。

用途としては

  • メガネのレンズクリーナー
  • 自動車の水抜き剤
  • 工業用の希釈剤

などで利用されています。

これらが自宅にすでにある場合は、裏面の成分をよく見た上で使用しましょう。

もし「イソプロピルアルコールが家に無い!」という場合は、エタノールでもとくに性能差がないため代用可能です

無水エタノールなどを希釈してもいいですし、家に「食品にかかっても安心」と書いてあるようなアルコールスプレーでも問題ありません。

無水エタノールとアルコールスプレー(筆者撮影)

と思ったのですけど、2020年3月現在これらエタノール関係がめちゃくちゃ高騰していますね。

コロナ騒動が落ち着くまではレンズクリーナー(こちらの商品はイソプロピルアルコールです)のほうがまだ安いです。

iPhoneをアルコールで除菌する方法

iPhoneをアルコールで除菌する方法を紹介します。

  1. ケーブル類をすべて外して、iPhone の電源を切る
  2. アルコールをメガネ拭きなどやわらかい布に染み込ませる
    (マイクロファイバークロス可・メガネのレンズクリーナーの場合そのままでよい)
  3. iPhoneを優しく拭き掃除
  4. iPhone11以降であれば追加で石鹸水を染み込ませた布も使用可能

iPhoneをアルコールで除菌する方法の注意事項

注意事項は以下の通りです。

  • アルコールスプレーの場合、直接吹きかけないこと
  • 石鹸水やアルコールの液体にiPhoneを直接浸さないこと
  • アルコールや石鹸水、マイクロファイバークロス、レンズクリーナー以外の掃除用品を使わないこと

ガラスコーティングをする方法

除菌作用のあるガラスコーティングをiPhoneに施工することによっても除菌が可能です。

除菌作用のあるガラスコーティングの中でも筆者がおすすめするのは「ピカプロSPC(赤ラベル)」。

筆者自身がピカプロ青ラベル(抗菌作用なし)長年使っていて「ガラスコーティングとして」いい感じである、というのが一番の理由です。

ピアプロ赤ラベルは青ラベルのコーティング作用をそのままに

  • 抗菌作用
  • 防汚効果
  • 電磁波低減機能

を付加したパワーアップバージョンです。

多分私も来月のガラスコーティング施工周期(半年ごと)が来たら赤ラベルを買います。

ガラスコーティングで除菌するメリット・デメリット

この方法のメリットは効果が持続することです。

前述のアルコールの方法や、あとで紹介するUV除菌ボックスは毎日のように除菌する必要がありますが、ガラスコーティングであれば半年ほどもちます

不安な方は半分の期間で再度コーティングするとしても、3ヶ月は持つことになります。

対してデメリットは値段が高めなことです。

1個3,000円なので(執筆現在)3ヶ月毎に施工したとして、ひと月1,000円です。

「自分や周りの人の安全にどれくらいお金をかけられるか」というある種究極の話にはなってきますが、とはいえ他の手段と比べて高価ではあります。

iPhoneをガラスコーティングで除菌する方法

iPhoneにガラスコーティングを施工する方法について紹介します。

公式のこの動画がすべてなので、ぜひご覧ください。

初めての施工のときはこのページを開いて、再生と停止を繰り返しながら見ることをオススメします。

  1. iPhoneの電源を切る
  2. 「1番」のアルコールクロスでiPhoneを掃除する(この段階で除菌そのものは終わっていたり・・・笑)
  3. 「2番」のコーティング剤を「一滴だけ」iPhoneに垂らす
  4. 「3番」の水分を含んだクロスでコーティング剤を固着させる
  5. 「4番」のクロスで乾拭きする
  6. 3~5をあと2回繰り返す

コツとしては、2番」のコーティング剤の袋はハサミでほんのちょっとだけ切ること。
これくらい(筆者撮影)

手で開けると、液体を出すときに一滴どころか大量に出てしまいます。

UV除菌ボックスを使う方法

最後はUV除菌ボックスを使う方法です。

紫外線を照射する機械の中にiPhoneを入れてスイッチを入れるだけで、除菌完了です。

この方法のメリットのひとつはiPhoneが故障するリスクが最も低いこと。

他の方法は「液体」が絡んでくるのでショートしてしまうリスクが常にありました。

もう一つの大きなメリットはiPhone以外のものも除菌できること

今どきなかなかな手に入らないマスクを除菌して再利用できるって嬉しくありませんか??

デメリットは紫外線を照射する、最長数十分の間iPhoneを触れなくなることです。

その数十分に耐えられるなら、ぜひ試してみてもよいのではないでしょうか。

以下に「私ならこれを買う」というUV除菌ボックスを3つ紹介します。

  • 除菌率99.9%
  • 2灯で表と裏の同時照射(ひっくり返す必要がない)
  • 日本語の怪しい口コミがない

という観点から選びました。

【Burrki】除菌器 ケース 滅菌器 スマホ除菌器 UVサニタイザー

  • 価格:4,199 円(税込み)
  • 対応スマホ:画面サイズ6.6インチ以下
  • 99.9%除菌の速さ:8分
  • スマホ充電機能:なし

ここで紹介する中では最安のモデル。

とはいえ除菌も早いので、「充電機能は要らない」という方には十分ではないでしょうか。

【HAMOIARC】スマホ専用 UV 除菌器 紫外線 消毒 ケース (ED)

  • 価格:4,799 円(税込み)
  • 対応スマホ:記載なし(内部寸法:17×9×2.2 cm)
  • 99.9%除菌の速さ:6分
  • スマホ充電機能:なし

Burrkiのものより600円高くなりましたが、除菌速度はわずかにアップ。

iPhoneが充電できないところは同様です。

【Lecone】ワイヤレス充電器 紫外線UV除菌器消毒付

  • 価格:7,599 円(税込み)
  • 対応スマホ:6.2インチ(長さ7.08インチ(17.98cm)/幅3.94インチ(10cm)/厚さ1.4cm)
  • 99.9%除菌の速さ:18分もしくは30分
  • スマホ充電機能:あり(ワイヤレス)

値段が大幅にUPしましたが、その分ワイヤレス充電機能が追加されました 。

10Wということで、いわゆる急速充電対応です。

しかもデザインとしてもかなりおしゃれ。

悔やむべくは除菌スピード。

最長30分は長すぎやしませんかい?笑

ワイヤレス充電機能が欲しい、UV除菌ボックスもインテリアだからこだわりたい、という方におすすめです。

iPhoneを除菌して、新型肺炎を乗り切ろう

iPhoneなどのスマートフォンの表面は

  • いろいろな場所を触った手でそのままiPhoneを触る
  • 繁殖に適した絶妙な温度
  • めったに掃除されない表面

などの理由から「トイレの便座より10倍汚い」ともいわれています。

今回紹介した

  1. アルコールを使う方法
  2. ガラスコーティングをする方法
  3. UV除菌ボックスを使う方法

のどれかの方法があなたの生活に役に立つと、とても嬉しく思います。

 

P.S. ケースで菌の付着を予防する方法もあります

https://iphone村.com/iphone-cleanse-case-3867