「“頑張ること”はすごいこと」というわけではありません! | メンタルアガリカルチャー

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あがり症・場面緘黙症・イップス・強迫性障害などの苦しみの中で得たことを活かして、新しい精神文化(精神の向上を目指した文化)=メンタルアガリカルチャーを作っていきます!

「“頑張ること”はすごいこと」というわけではありません。
 
「とても“頑張っている人”はすごい人」というわけではありません。
 
 

“頑張っている人”は、自分が「頑張りたい」から頑張っているのです。
 
自分を納得させるために頑張っているのです。
 
「頑張って努力しないと本当の力はつかない」という思いがあるから頑張っているのです。
 

だから、もし、自分が「せっかくの人生なんだから楽しめばいいんだよ。頑張る必要なんてない」という思いがあるのならば、自分を納得させるために、思いっきりいろんなことを楽しむようにすればいいのです。
 

「自分はいろんなことでとても苦しんだ。他の人にこんなに苦しんでほしくないから、どうすれば苦しまないで済むかを伝えておきたい」という思いがあれば、自分を納得させるために、一生懸命「自分はどうやって苦しみを乗り越えたか」を他の人たちに伝えるようにすればいいのです。
 
 
 

人生は“自己納得”です。
 

自分を苦しめるために生きているわけではありません。
 
自分が本当に納得できる素晴らしい人生を作り上げるために生きているのです。
 
 
 
「“自分は頑張っている”ということを他の人にわからせよう」という思いで“頑張る”のであれば、「自分を良く見せよう」という思いが入っているので、“頑張る”ことが苦しみにつながることがあります。
 
「自分を納得させるため」「自分を成長させるため」に“頑張る”のであれば、頑張ったことが自分の“本当の力”になっていきます。
 
 
 
 

どんな人でも心の底に「人の役に立ちたい」という思いがあります。
だから、自分が“本当に納得できる”ことは、「人の役に立っていることである」ということができます。
 
「思いっきり楽しむこと」で自分を本当に納得させることができる人の心の底には、「自分が楽しむことが、他の人の役に立つことにつながる」という思いがあるのです。
 

もし、「人のため」ではなく、「自分のため」だけであれば、自分自身が“本当に納得する”ことはできません。