January 21, 2019

いきなりですが、全国の昭和時代を生き抜いてこられた みなさま
先日、有料チャンネルW局で、ちょっと気になる作品の放送があり、録画して観賞しました。
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私が子供の頃 大人気でした。それにしても、子供の頃は何も疑問に思っていなかったけど『科学忍者隊』ってまた何か、すごいネーミングですね。『科学』ときて『忍者』

子供=まだ知識量が少ない=って、知らないだけに、あまり「これっておかしくない?」と疑問に感じることがないものなのかもしれないですね。科学忍者隊のメンバーは、
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なんで忍者隊に変身した時でなく この普段のショットを選んでしまったのか…着ている服といい、顔立ちといい、アメコミの影響かなり強いよなぁと思って、オタク・フレンドに送ろうと撮った写真
この4人と、忍者隊のリーダーが「大鷲の健(ケン)」なわけですが、白鳥は ともかく、「大鷲」の衣裳も真っ白なのがちょっと気になるところ。頭部から胸元にかけて白いけど、羽は ほぼ こげ茶色では…そんなツッコミは どうでも良いのです。
ご覧ください、この登場人物たちの、ジーパン(たぶん)に しっかり着けている ぶっといベルトを時代が出ていますねぇ白鳥のジュンに至っては、ズボンの模様が ド派手なストライプこんな衣裳、脚長でスタイルの良い人しか着られません
それにしても、なぜこうした戦隊モノのメンバーには必ずおデブさんが一人 混じるのでしょう…ゴレンジャーでいうところの黄レンジャー然り。ちなみにジュンは16歳でありながら「ゴーゴー喫茶」を経営しており、甚平は11歳という年齢で、そこのバーテンのアルバイトなどしているという現代では考えられない設定
キャラクターの名前の多くが万国共通な感じがすると思ったら、リーダーの健は日本人、コンドルのジョーは碧眼の持ち主で、イタリアとのハーフ、白鳥のジュンはアメリカとのハーフなのだそうです。ミミズクの竜という おデブな男の子は、こう見えて17歳なんだか訛ってるなぁと思ったら東北の漁師の息子なのだとか。
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敵役のリーダー的存在、ベルク・カッツェ。記憶にないのですが、TV版では女装するシーンもあるそうです。普段の話し方もかなり独特で、これは主に演じる声優さんの特徴的な演技に引っ張られて徐々にキャラクターが確立されていったのだそう。

私が観たのは劇場版で、なんと120分もありました。そんなに長時間、映画館の座席に子供が静かに座っていられたものか気になって仕方なかったです。そして いいオトナが、子供だましのアニメを、そんな長時間観られるかなぁという不安は意外にも杞憂に終わり、あれこれ心の中でツッコミ入れたり、「うーん、哲学的…」と唸ったり、なかなかどうして、楽しめました。
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正義の味方 科学忍者隊が、地球征服や消滅を企む宇宙人の敵と戦うストーリーなのですが、単に「悪いやつらをコテンパンに懲らしめてやり、世界に平和が戻りました、めでたしめでたし」というのでなく、今回とりあえず危機は回避できたけど、地球人たちが皆 協力して平和を守る努力を続けないと、いつ またどんなことが起きるか分からないよ、という終わり方だったので感心しました。いつの世においても大事なことですね

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出演声優さんたちにも時代を感じます。
でも、声優さんて、やはり職業柄 健康に気を遣われるでしょうね、今でも活躍されている人も おいでです。
白鳥のジュン役・杉山加寿子さんはハイジで有名ですが、その昔、リカちゃんのテレホンサービスというのがあって(これは私よりもう一世代 上の人がよくご存知)、その番号に電話すると、リカちゃんの自動応答サービスでお話をしてくれるというもの。このリカちゃんの声も担当されていました。
ハッ!今もうやってないと思ったら、現在もこのサービスは実施中だそうです…しかし現在の声担当は杉山加寿子さんではありません。

話がそれてしまいましたが…昔のヒーローものアニメは、ツッコミどころは色々あるものの、子供を正しい道に導こうという真面目な姿勢が垣間見られましたよ、という話でした




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