山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

“平成”最後の雪山っすよ、 谷川岳編

2019年04月18日 06時14分58秒 | 上州

 

新しい年号は、『令和』であります。

で‥‥‥、平成最後の雪山であります。(多分)

場所は‥‥‥‥‥  谷川岳であります。

おサル君は 今回 お休みであります。(笑)

山行の相棒は‥‥‥‥‥‥   “お兄ちゃん”で あります。

昨秋、白駒池の畔で、 恐怖の体験 をした相棒であります。

もっとも、お兄ちゃんは、まったくノーカンでしたが……

ここ谷川岳は 2日ほど前に新雪が降りました。

で、直後のウィークエンド。

 

実は数日前、お兄ちゃんからの山行のお誘い、

谷川岳はどうかなと 調べると

天気はピーカンもピーカン、ドピーカン予報。

よし、いったれー   

 

昨秋、錦繍の谷川岳 を満喫した記憶は まだ鮮やかで、

厳冬期には まだ来たことがなかったから、まさにグッドタイミング👍。

 

ただ、いくらロープウェイを使えるとは言っても、

ここは世界一 遭難者の多い山 で、

積雪量も半端ないのは、よく知ってる。

この時期の谷川岳に おサル君を誘うには、自分の経験と技量では、

もし天候が急変したり  荒れた時 

守りきれる自信がない、そう思って避けてきました。

でも、120%ピーカンの この予報なら

経験値を上げるには、いい機会っす、よね⁉︎

しかも 高校時代 登山部のお兄ちゃんがいれば 鬼に金棒ってか⁉︎

 

バスやロープウェイを待つ間に 段取りよく身仕度を整え、

ロープウェイを降りたら 後はアイゼンのみを装着すればいいように、と

いつも以上に 段取りを意識します。

体育会登山部 出身のお兄ちゃんに、

迷惑はかけられませんて、

へ⁈

だったら いつもそうしてろや、と どこからか声が聞こえるような気がしますが‥‥‥

 

今日はこの天気ですから さすがに登山客が多いねぇ

   さぁ、出発‼︎   

 

 

夏道だと しばらくは右側の切れた斜面をトラバース気味に進むんだけど

雪が多いからなんだろうね、その道はなぞらず

いきなりの急登

 

息があがります   

お兄ちゃんは、と見ると、楽勝っすよ、って感じで

すいすい登って行きます

ゴメンねぇ、お兄ちゃん、今日は 隊長、泥亀っす

 

 

一旦下って、 また登り返します

1時間くらい歩いたかなぁ、

もうそろそろ避難小屋が見えても良さそうなんだけど‥‥

 

ありゃりゃ、この雪面から突き出た赤い鉄柱って、避難小屋の外柱⁈

丸ごと雪に埋れてりゃあ  そりゃ判らんわけだ 

しかし 雪が多いとは解っていたけど、これ程とは‼︎

まだこれでも 今年は雪が少ない方なんだからねぇ‥‥

 

 

この辺りから雪質がガラリと変わった⁈

一昨日の新雪が 結構深く積もっています

こりゃ 今朝一番の先行者は大変だったねぇ‥

 

相変わらず泥亀の隊長、しばしば お兄ちゃんを待たせる事に

ゴメン、ほんとゴメン

しかし、ふり仰ぐ空は 本当に蒼くて、

これだから雪山は止められないよねぇ〜

 

 

 

肩の小屋の 脇まで来れば、あとほんの少し

ひゃー、この眺め、やばいっしょ⁈

砂糖菓子に 列をなして続くアリンコのよう‥‥       

 

 

 

手前のピーク『オキの耳👂』、結構な人の賑わいっす。

あんまり東側に近ずくとヤバイのは、秋に来て 既に承知の介なんだけど

雪が微妙なアンジュレーションを隠してしまうので

どうかすると 雪庇側に寄りがち  

用心用心

 

 

この天気だし、せっかくここまで来たんだったら

やっぱり すぐ隣の『トマの耳👂』にも、ね

 

 

 

ん!

あれって、機動戦士ガンダムの頭部か 横顔に見えない⁈

雪の有る無しで こんなにも景色が異なるのって とても新鮮‼︎  

やっぱり、来てよかったねぇ‥‥‥

しかし天気がいい、良すぎるくらい 

日焼け止め 塗ってこなかったけど、大丈夫かなぁ

ま、今更しょうがないけど‥  

 

 

さあ、景色も満喫した事だし、では 下るとするか  

 背負ってきたスキー板を嵌めて、

シュプールを描きながら下って行く猛者が沢山います。

気持ち良さそうだなぁ〜〜

 

 

ん⁈  前を歩いていた 若いお兄ちゃん、

ちょっと狭まった尾根筋の下りに入った途端

急に足が止まっちゃったけど、どうした⁇

 

腰が引けてるところを見ると👀、

さては 雪山🔰初心者で、仲間と勢いで 登って来るには来たけど、

いざ下りに入った途端、

午後の陽射しで “腐り”だした 柔らかく不安定なザラ雪に

ちょっと怖気づいた、ってなところでしょうか‥‥

確かに 何かの弾みで滑り出しでもしたら

結構な斜度もあるし、両側もずっと下まで切れてるし、

怖いっちゃあ 怖いわなぁ〜〜  

 ここまで下れば もう大丈夫

 

 

忘れないうちに 復習しておこう……

こんな時は 腰を引くと尚更滑りやすくなるから

⑴可能なら なるべく重心は前に置いて、

  ザラ雪に対して「かかと落とし」の要領で アイゼンの歯を効かせながら

  足を前に繰り出す

⑵いよいよ斜度がキツくなってきたら

  身体を横に向けて トラバース気味にジグザグに歩く

  或いは身体を斜面に90度に置いて カニ歩きのように下る

ってな感じでしょうか⁈

今までの経験から こんな感じに独習してきましたが、合ってる⁈

 

こちらの面々、雪洞を掘る練習をしているところを見ると、

雪山講習の一団のよう。

我隊も やっぱり、

いつかガイドさんに付いて ちゃんと雪山講習を受けないとあかんネェ‥ 

 

 

 身体をバキバキに軋らせながら、

   なんとか戻って来ました〜〜  

 

 

 

ロープウェイ🚡さまさま だねぇ〜〜   

 

 

♨️温泉入って、 🍺ビールかっくらって、帰宅した翌日

雪焼けで顔面 真っ赤っかで 死にそうな目にあったのも、

いい経験値となった 隊長なのでした、

ちゃんちゃん

 

 

 

長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

次回 「山?! 花見?!  花見山編」へ続きます。


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