夏至を迎えた翌日、星田妙見宮に参拝してきました。夏至は、北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長いので、「陽」のエネルギーのピークといえます。陰陽の考え方では「陰極まれば、陽に転化し、陽極まれば、陰に転化する」といわれ、夏至は「陽」から「陰」へ転化する、まさにターニングポイントです。


「陰」のエネルギーへの転化ということで、まずは星田妙見宮に参拝したわけです。妙見信仰は北辰星を妙見菩薩という御名で信仰します。星田妙見宮のご祭神は、造化三神(天之御中主大神・高皇産霊大神・神皇産霊大神)となっていますが、神社の体裁を取るためのもので、本来は神仏習合、もしくは全く違う信仰対象と考える方が良いのかもしれません。ただし、あまり堅苦しく考えず、偉大な存在と出会える場所と思って参拝されたら良いと思います。


 星田妙見宮に参拝される方は、拝殿周辺だけ参拝して帰ってしまう方も多いのですが、境内は思ったよりも広く、お稲荷さんや龍神さまもおられます。ぜひ参拝されてください。龍神さまは、龍神祝詞を奏上すると喜ばれますよ。

 龍神さまにご挨拶したあと、社務所にてこの日の参拝のもう一つの目的を果たすことができました。

 それは、「太上神仙鎮宅霊符(たじょうしんせんちんたくれいふ)」です。富と子孫繁栄に恵まれるといわれるもので、最強のお札という噂もあります。以前から気になっていたのですが、まあまあのお値段なので躊躇していました。

 しかし、先日、霊符の講座に参加して、資料を見た瞬間に星田妙見宮の霊符がピンッ!ときたので、ずっと星田妙見宮に行かなくては、、、と思っていたのです。霊符の初穂料が五千円、専用の額縁が五千円、合わせて一万円です。ぴったり合うサイズの額縁は専門店でも置いていないとのことなので、合わせて購入しました。何かご利益があれば、報告しますね。


 次に参拝したのは、河内国一之宮の枚岡神社です。2月の例大祭に参列して以来です。

本殿は修復中のようでした。

若宮社の奥には、地名の由来でもある「出雲井」があります。当然、龍神さまがおられます。

こちらは天神地祇社です。いろんな神様がおられます。初めて、こちらに参拝したとき屋根の上に白へびが現れて、私がその姿を確認すると、すっと穴の中に入っていきました。歓迎のサインだと思いますが、白へびに見据えられて、背筋がシャンとなったのを覚えています。

天神地祇社の手前にある、ほとんどの人がするーしてしまう「白水井」。もちろん、こちらにも龍神さまがおられますよ。しっかりご挨拶してください。

いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口哲也