Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

毎日が航空機墜落事故

2020-11-28 | 生活
日の出が8時前だった。7時20分から夜明けだ。銀行に行く用事があったので20分には出た。既にドイツェバンクは店仕舞いになっていたので、其処に車を停めて、コメルツバンクへ走った。聞いていたようにそこも閉店だった。仕方がないので初めて郵便局まで走って現金を下ろした。今後は何処に駐車するかなどを考えなければいけないが、こうして早朝ならば問題が無いであろう。

走る準備をしているので街一画ぐらいは移動が速い。パン屋に向かうと丁度いいぐらいの込み方でそのまま三人目として入れた。寒いと暇で並んでいる人は少ない。外気温は摂氏零度だった。最初は曇っていて放射冷却が無くなった分2度まで上がっていると思ったが、山の方に上がると下がっていた。駐車場に着いたのは8時前だったので既に2台が停まっていた。暗いうちから動き始めたようだった。走ってくるお兄さんもいたのでやはり物好きいるものだ。

兎に角霧が掛かっていて寒いので身体が動かない。視界も効かないのでどこを走っているのかもわからなくなった。峠に着くと駐車していた車の老人夫婦などが犬を連れて反対側から上がって来たところだった。あまり見かけない顔に見えたが、霧が深くて明るくなかったので良くは見えなかった。帰りに寄る肉屋での買い物などを考えていた。いつものライヴァルの婆さんにもすれ違った。

NASの掃除は残りが929GBまで場所を空けたが、まだ消せるものを確認した。最初に設置した時に古いHDDからそこにうつしたファイル類で、そのHDDは壊れていないので、必要なファイルだけを纏めておいて、其の侭NASに移植しておく必要が無い事に気がついた。それならば普段は接続されていないそうした幾らかのスペースにファイルをうつしておいて更なるコピーとしておいても悪くはないと思った。92GBほどの空に音楽ファイルでも入れておこう。その他のドキュメントとかはどれだけ多くても僅かな容量しかいらないのでどこにでもセーフティーコピーを保管しておける。しかしメディア類は容量が大きいのでそれなりに場所を選ぶ。それらを消去出来たら再び残り1TBとなるだろう。それだけあると最低100本のオペラや音楽は収納可能となるので、月8本としても一方で整理しながら一年間は何とかなるだろう。

就寝前に気になっていたTVシリーズ刑事コロムボ「どの古いポルトも嵐の中」若しくは「赤ワインは血より濃いし」を観た。記憶にあったように、ワイナリーの親仁が犯人で、キャリフォルニアのワイン作りが舞台になっている。アメリカのそれは分からないもののそうした裏側が分かる玄人の視線で観れるのでそれなりに面白かった。細かなことを言えば色々とあるのだが、殺される弟のフェラーリへの意識とワイナリーのニューヨークの競売で購入したワインなどが並列されているのがいい描き方だった。今年は試飲会に出かけることは無かったのだが、趣味で購入する人も皆同じように愛着を持っている感じが良く表れていて、そもそも殺人の動機がそこから導かれていて、とても納得がいく。昔最初に観た時は分からなかったがそうした拘りのようなものが全く異常には思われなくなってしまったのだ。

そうなのかなと思ったのは、ロス郊外の地下室で簡単にそこまで室温が上がるのが、空調が無ければ駄目なのか?少なくともボルドーぐらいでは全くそのようなことは無いからだ。それ程気象変化の大きいところなのだろうか。サンフランシスコぐらいならそこまでには至らない気がするが。

オーストリアは死亡者増加が止まらない。既に感染者数では11月12日の一日9600人を頂点に降下しているが、死亡者増加は医療崩壊などが無くても通常三週間ほど遅れて死亡する。12月第一週ぐらいに山になるだろうか。既に一日132人で十万人中32人死亡と、毎日大型旅客機が墜落しているようなものと言われる。

更にとても恥さらしなことに、EUがスキー禁止を訴えたものだから、閉鎖すればEU分担金から被害分を支払えとまるでやくざのようなことを声明する。ノイヤースコンツェルト同様に好き勝手にスキー場を開けて、死傷者を増やせばいいのだ。金がないとなるとこのような態度を取るようになるのかと情けない。

ザクセン州の劇場が二月一杯まで閉鎖することにした。これはドイツ内で囁かれるようにクリスマスまでで年明けから再び開けてというようなことではもう劇場などがもたないという事に対応している。同様に判断を最初からしたのは私立のバーデンバーデンの祝祭劇場で短期に開けたり閉めたりで余計に疲弊するという事だった。やはりそこの支配人スタムパ氏の発言の様に復活祭に向けて仕切り直しが最も正しい道なのだろう。年明けも感染度からすると当分観客は入れられない。



参照:
催し物の緩和も大きな要素 2020-11-27 | 歴史・時事
九月のドイツよりも悪い 2020-11-27 | マスメディア批評

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 催し物の緩和も大きな要素 | トップ | イタリアからのマティネ中継 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿