金沢 寿司 乙女寿司 | もっくん&まっくんのLAライフ

もっくん&まっくんのLAライフ

食べる事、飲む事が大好きな
LA在住の利き酒師

今日のLAは晴れ。

日本ネタの続きです。

 

金沢に戻ってきての食事はこちら↓

 

金沢で人気の乙女寿司。

予約がとりにくいお店として有名で、ミシュラン1つ星も獲得している名店。

 

金沢には行ってみたいお店が多くて困るよね~

乙女寿司さんも以前から気になっていたんだけど、なかなかお邪魔することができなかったんですが・・・やっとですね。

 

店内はメッチャきれいにデザインされていて、大将のステージって感じの造りでした。

照明による明暗が空間をより立体的に演出し、板場に立つ大将をより引き立たせていました。

 

それではこの日の料理です。

おまかせで、最初はつまみから。

 

あら

きめ細かい上品な脂がのってました。

夏だったので正直美味しい魚は期待していなかったんですが、スタート上々です。

 

 

赤いか

日本海側は剣先イカも赤イカとして流通するから、実際どっちなのかわかりにくいですが・・・

お寿司屋さんで使うなら剣先かな~・・・けど食感のソフトな感じ、程よい甘味は赤いかっぽい気がするし・・・

 

 

 

バイ貝

コリッコリ!

 

 

ボタン海老

ザ・北陸! ですね。

濃厚な甘味と、塩辛にした甘エビの卵の塩見が抜群!

 

 

なめら(キジハタ)

いきなり地方名で出されるとわからないですよね~北陸あるあるって感じです。

ビンビンに活かっているので、コリコリな食感がたまりません。

 

 

 

蒸しアワビ

下には茄子の煮浸し、そうめん、そして上に車海老。

やわらか~~く炊かれた蒸しアワビ、丁寧な仕事ですね。

 

 

 

ノドグロの炭焼き

金沢といえばノドグロ!

日本中のノドグロの一番良いものが金沢に集まるといわれているんですよ。

金沢市場の関係者も、ノドグロは築地にもどこにも負けません! と言っていましたから。

 

実際このノドグロも抜群でした。

脂の旨味が濃厚で、皮目は香ばしく炭焼きされていて。

刺し身や寿司も良いけど、やっぱり熱を加えたほうが美味しいね。

 

 

 

酢の物

加賀野菜、地蛸、蝦蛄、まんじゅ貝、アナゴ

贅沢なお口直しです。

 

そして寿司ゾーンへ・・・

 

 

輪島産のマハタ。

8kg物だそうです!

ものすごくしっかりした旨味の白身でした。

夏なので脂は若干薄いですが、良いですよ。

 

 

甘エビ

北陸はエビの宝庫ですね~

寝かせているので甘味がグッとでてます。

 

 

クルマダイの昆布〆

これも地方名。

一般的にはマトウダイですね。

旨いね~

淡白な白身のはずなんですが、昆布〆にすることで別物になってます。

アメリカではマトウダイのことをジョン・ドリーって言うんですよ。

 

 

 

南マグロ

これは冷凍物

 

 

良い〆具合です。

北陸の鯖って美味しいんですよ。

ブランドだと関鯖が有名かな?

金華鯖とか日本各地にブランド鯖がいるけど、北陸の鯖も美味しいんですよ。

他県の鯖たちと違い、ブランド化していないところも好印象。

旨いものは旨い。

シンプルだけど名前だけでうる戦略より好感が持てるな~

 

 

 

 

ノドグロ炙り

美味しいんだけど・・・

メニュー構成としてどうかな~

金沢に来る人はノドグロを目的にしている人も多いんだろうけど・・・

それならしかたがないのかな?・・・けどすでに焼きが出ているのでもう一工夫あってもよかったかな~

 

 

 

まさに旬の生いくら

美味しいです。

 

 

 

ウニ

器も趣がありますね。

 

 

最後はアナゴ

ほろほろに炊かれたアナゴが登場!

シャリと混ざり合って抜群の旨さに。

 

さすが金沢で予約のとりにくいお寿司屋として有名なだけありますね。

小松弥助さんとはまた違った世界へいざなってくれます。

弥助さんは少しでも来たお客さんに楽しんでもらおうと、とってもサービス精神が旺盛なんだけど、どちらかというと乙女寿司の大将は黙々と仕事されるタイプ。

素材へのこだわり、そして素材の持ち味を引き出す技法はさすがですね。

 

北陸の寿司、美味しくいただきました。