どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

まひるのけっとう

2020年09月18日 | 絵本(外国)
 
    まひるのけっとう/マヌエル・マルソル・作 中川ひろたか・やく/光村教育図書/2020年
 
 
 足元、顔のアップに続いて、矢を構えるネイティブアメリカンと銃を持つカウボーイ。川を挟んでいざ、けっとうです。
 
 ところがカウボーイの銃にカモがのって、ちょとごめん。
 
 仕切りなおして、もういちどにらみ合うと、空の雲がきになり、サボテンだ フォークだ と いいあい、もういちど仕切り直し。
 
 鉄の馬、馬、へび、でっけえおと!! 次々と邪魔が入り そのたびに けっとうは 中止。
 
 バイソン、ハゲワシと にらみあっていると いつしか夜。
 
 また、明日、けっとうとわかれていって エンド。
 
 映画のエンドロールよろしく、主演、準主演、特別出演、ロケ地の文字。
 
 題名が「真昼の決闘」、ロケ地が「リオ・ブラボー」となれば、オールド世代にとっては なつかしい西部劇そのもの。
 
 おまけのページがあって、ふたりとも熊からのがれて屋根の上。それも冬。 決闘にならない西部劇。
 
 二人が乗ってきた馬は、いい仲になってどこかへ立ち去っていきます。
 
 絵本としては長めですが、長さは気になりません。

この記事についてブログを書く
« からすのかーすけ | トップ | やさいのおなか »
最新の画像もっと見る

絵本(外国)」カテゴリの最新記事