とべ!ちいさいプロペラき/小風 さち・作 山本 忠敬・絵/福音館書店/2000年(初出1989年)
お子さんが自分で何度も見たり、読むのをせがまれたりと評判の絵本です。
初飛行をむかえる小さなプロペラ機ですが、格納庫に入ってきたジャンボ機をみて、自分が小さいことに自信をなくしていきます。
なみだがでそうなプロペラ機にジャンボ機が「げんきをおだし、プロペラくん。ひろいそらでは ぼくらの おおきさのことなど わすれてしまうよ」と声をかけてくれます。
滑走路へ向かう途中でも心ぼそいプロペラ機でしたが、ジャンボ機から「がんばれよ」といわれ、ゆっくりゆっくりはしりはじめます。
だんだんはやく、もっとはやく ブルン ブルルン ブルルン。
そらは どこまでもどこまでも ひろがっていました。
ジャンボ機は、こどもの旅立ちのとき、あたたかく後押してあげる大人を象徴するようです。
最新の画像[もっと見る]
- ヴィンセントさんの しごと 1日前
- みつごちゃんと びっくりセーター 3日前
- ニッキーとヴィエラ 4日前
- ぼくは ふね 6日前
- しろいやさしい ぞうのはなし 1週間前
- なんて いいひ 1週間前
- ぽつぽつぽつ だいじょうぶ? 2週間前
- おにとあんころもち 2週間前
- 字はうつくしい 3週間前
- 人形からとどいた手紙 3週間前