うれしいのに素直になれない心理とは

こんにちは。

不安解消カウンセラー上土井好子です。

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生き辛さを抱えている人が生きやすくなるポイントのひとつに、「素直さ」というものがあります。

本当はうれしかったり、楽しかったりしているのに、なぜか素直に気持ちを出せず、冷静さを装ったり、真逆の行動に出てしまいます。

本人も、素直になれたらどれだけ楽かと思っているのですが、なかなかできないんですよね。

これ、けっこう頑固な癖のひとつです。

自分を守るための行動から素直になれなくなった人もいます。

たとえば素直に表現したとき、からかわれたり、バカにされたりして、とても傷ついたら、人はかなりの衝撃で忘れられなくなります。

だから二度と傷つかないように、ちょっとやそっとで素直にならないよう警戒します。

また、甘え下手の人も素直になれないんですよね。

素直になって甘えている自分を想像すると、途端に虫唾が走って背筋がゾクゾクします。

甘え下手の強がりさん。

けっこう人には頼られるんですが、自分のことは自分でとことん、何とかしようとしてしまいます。

私はそういうキャラじゃないのよって、自分で言い聞かせてるんですね。

そして、自分に自信が持てない人も、素直になれないんです。

うれしいと思っても、心の中でもうひとりの自分がこう囁きます。

「そんなわけないじゃないの、真に受けるんじゃないわよ。」って。

うれしい気持ちを無意識に押し殺して、無かったことにしてしまいます。

素直になることに、恐怖心を抱いているんです。

素直になれない原因は、ひとそれぞれなので少しずつアプローチの仕方も違ってきます。

ただ年を重ねるごとに、素直になれない癖は強固になってきます。

そして年を重ねるごとに、素直になれないと生き辛くなります。

余計な意地やプライドは、若い頃の残骸です。

過去につけた防衛手段や恐怖心は、もう時代遅れになっています。

素直になるって、最初はものすごく勇気がいりますが、そこはちょっと頑張ってみませんか？

素直さとかわいらしさと自分への正直さを身につけましょう。

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