ソニーが発売した完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3に2019年8月22日付けでソフトウェアアップデート配信が開始されていますので、早速更新してみました。

WF-1000XM3は”完全ワイヤレス”ですので、ソフトウェアのアップデートもワイヤレス(無線接続)をして行います。

アップデートに掛かる時間はおよそ10分程度(ソフトウェアのダウンロード・転送も含む)が掛かり、アップデート中にはイヤホンが使えない時間があるため、自宅など安定した接続が可能な場所・時間があるときに更新することをおすすめします。

WF-1000XM3のアップデート方法

WF-1000XM3のイヤホン内のソフトウェアアップデートをするためには、iPhone(iOS端末)またはAndroidスマホが必須です。

それぞれのスマホにはソニーのヘッドホンをコントロールするための「Sony | Headphones Connect」アプリがインストールされている必要があります(iOS/Android用ともにアプリストアで無料でダウンロード出来ます)。また、ソフトウェアをダウンロードする必要があるためインターネットに接続された環境(スマホがドコモやauなどの携帯電話回線のネットに繋がっている、またはWi-Fi環境でも可)も必須です。

もしインターネットに接続できない・スマホアプリなどが使えない状態の場合には、ソニーのサポートに問い合わせが必要です。

ソニー使い方相談窓口 電話番号: 0120-333-020 (無料) (ダイヤルのあと、最初のガイダンスが流れている間に、「309」 + 「#」 を押してください。)
※携帯電話、PHS、一部のIP電話でご利用できないことがあります。その際は、050-3754-9577 (有料)をご利用いただけます。 受付時間:月~金:9:00~18:00 / 土・日・祝日:9:00~17:00〈年末年始は祝日扱いとなります〉

具体的なアップデート手順は以下のとおりです(Xperia 1 SO-03Lの場合)。

1. WF-1000XM3を充電ケースから取り出し、スマホと接続させる
2. 「Sony | Headphones Connect」を起動する
3.  Headphones Connectアプリ内で、ソフトウェアアップデートが開始される
(デフォルトで自動更新されるように設定されているはず。自動更新設定になっていない場合は手動で行う)


4. 更新ソフトウェアのダウンロードを待つ(5分前後)


5. 更新ソフトウェアをイヤホンへ転送するために【開始】をタップ


6. 転送途中で「接続する機器を変更している」といった表示が出る(短い時間だったので正確には何と書かれていたかメモできず)
7.転送中一度WF-1000XM3本体電源が切れる。1-2分ほどで本体電源が勝手に入り、アップデートが完了する

以上の流れになります。

5番目の【開始】を押すと、更新が完了するまでイヤホンを使うことが出来ないので注意してください。

WF-1000XM3 ver1.3.0の変更点

ver 1.3.0での更新内容は以下の2点が明らかにされています。

[1] Windows®10搭載PCとBluetooth接続して音楽再生をおこなうと、音が出ないときがある事象を改善しました。
[2] その他の機能を改善しました。

WF-1000XM3 ver 1.3.0の更新後レビュー

管理人の利用環境下では、2019年8月22日の最新ソフトウェア更新(ver 1.3.0)を行っても、特に改善点・変更点は感じられませんでした。

アップデート内容に含まれる「Windows 10で音楽が再生できない」というエラーはそもそも発生しておらず、更新前から音楽が再生には問題はなく、更新後も利用できています(ただし特定のパソコンだと引き続き干渉が発生し、音切れ改善は見られず)。

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Windows10との接続に問題があった人はアップデートにより改善する可能性があるため、更新してみる価値はあるでしょう。その他の方は更新しても特に何かが変わるということは無いかもしれません。

アップデート後に接続が不安定になる・フリーズ・エラーなどは発生していないため、とりあえず更新しても問題はないはずです。

より詳しい情報はソニー公式サイトを参照ください。

 

完全ワイヤレスノイキャンイヤホン WF-1000XM3アップデート方法-ver1.3.0改善点と更新後レビュー