えーと、シッポが取れる代表的な生き物といえば「トカゲ」を思い浮かべる方が多いと思います。なぜトカゲがシッポを切るかといえば、外敵から逃げ身を守るためです。

リスのシッポもこれと同じで、敵に襲われシッポをつかまれてしまった時に、命を守るためにシッポを犠牲にするんです。

そのためリスのシッポは切れやすく、場合によっては根元から取れずら途中から切れたり皮膚だけとれたりするそうです。

そして一度とれてしまったら、トカゲと違い二度と再生できず、永遠にシッポがない状態で生きていくことになります。

お友達が飼っていたリスも、まさかシッポが取れるとは思いもよらず、リスが逃げ出した際にご主人がシッポをつかんでしまい、取れてしまったのだとか。

その後はシッポがないままで

「あれは可哀想だったわ〜何するにもバランスが難しい状態になっちゃって」

とおっしゃってました。

また、リスのシッポは色々と万能なんです！

例えば高いところから飛び降りたり、木から木へ飛び移ったりする時には、シッポをパラシュート替わりに使います。

雨や雪が降ってきた時には、シッポを傘替わりに

日差しが強い時には日傘替わりに(体感温度はー５℃も違うそうです)

こんな命綱のシッポが取れてしまっては一大事ですから、リスのシッポをつかむのは絶対に厳禁ですね。

とても可愛らしいリスですが、一部の種類のリスは天敵であるガラガラ蛇の毒の免疫を持っていたりと意外な一面も。

またリスは土の中に何百個の木の実を埋める習性があるのですが、それぞれの埋めた場所やいつ埋めたかまで全て記憶しているそうですよ。賢いですよね〜♪