久しぶりに仕事のことを書きます。
私の働いている職場には、
仕事やホリデーで海外に行く方ばかりが来られます。
ワクチンやお薬含め、旅先での健康管理や病気予防をアドバイスしています。
先日来られたある方から聞いたお話。
アフリカはケニアにあるケニア山に行かれ、
重篤な高山病にかかってしまったのだそう。
途中で呼吸困難になってしまい、
救急車で近くの病院に搬送されたらしいのですが、
現地の医療者は高山病の診断ができず、
症状はどんどん悪化。
しかも寝かされた救急病院の処置台には、
誰の物かもわからない血液が大量に付着。
生死の境をさまよった挙句、なんとか命を取り留めたそうな。
オーストラリアに帰国後、
現在HIVの検査でフォローアップ中なのだそうです。。。
肝が冷えました。
毎日高山病について予防やお薬の説明をしていますが、
高山病を甘く見ちゃいけないなと、
患者教育に力を入れようと思いました。
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