半島の複雑な感情 南と北 現代と過去の共存 | 加納有輝彦

半島の複雑な感情 南と北 現代と過去の共存

 私たち日本人が最も理解困難な存在に、韓国文在寅大統領の存在がある。

 

 大統領の北への愛・・・。

 

 釈量子党首VS呉善花氏対談の中で、呉善花氏が興味深いことを語った。(かなり時間が過ぎたが・・・)

 

 南の人が、北の人を見て想う事。

 

それは、南の人から見て、かつての祖父、祖母の生きた時代そのものが、北に現存しているということ。

 この「郷愁」は同じ民族として如何ともしがたい感情であるという。

 

 仮に、日本民族が半島で分断され、南は発展し、北が貧しいとしよう。

 南に我々が住んでいるとしよう。

貧しい北の人々姿に、かつての我々の祖父祖母の姿を見出す。

 

モンペ姿で野良仕事をする母・・・

子供の頃から百姓に従事してエビのように腰が曲がった老婆・・・

 

 セピア色の写真を見ているのではない。

 

 現実にそうした生活をいている人々が暮らしている。

 

なるほど・・・。

 

 北出身の文在寅大統領に、そうした「郷愁」があるのか、あるいは単なる「政治的狂信」があるのか分からないが、少なくとも、一般論としてそうした何ともいえない感情があるということを呉善花氏は指摘した。

 

 私たちは、その複雑な感情は理解する必要があると思う。

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