レコード盤の復活 | 加納有輝彦

レコード盤の復活

コーヒーブレイク

    何やらアメリカでは、レコード盤の売り上げがCDの売り上げをしのぐ勢いらしい。

また、マドンナなどはわざわざカセットテープでアルバムを発売したという。

   現代はダウンロードの時代

かつてのようにレコード盤を所有する時代ではない。

   思い返せばプライベートで音楽を聴いてきた中で、最も大音量で聞いた時代は、小生が中学生の時である。

レコード盤の時代。もちろんカセットテープの時代でもある。

田舎住まいゆえ、気兼ねすることなく大きな木製のスピーカーで大音量で聴いていた。

重低音などは地鳴りのように体に響いた。(笑)

それは私だけでなく近くに住む従兄弟なども同じ。

   私の従兄弟の家は250mくらい離れていたが、日曜日の昼下がり、従兄弟の聞くレコードの重低音が地鳴りのように我が家まで響いていた。(笑)

    それ以降、時が流れるに従い、音楽の音量は下がり続けた。

いまではスマホのシャキシャキした音が主流になった。私の娘などは出勤する準備の間、スマホで音楽を聞いている。

私に聴こえるのはシャキシャキする音のみ。

    今の住環境でかつての大音量は無理な話であるが、それでもレコード盤が見直されているとは、アナログ音への郷愁なのか、ダウンロードしたデジタル音が物足りないのか?

   レコード盤に自らの手で針を落としボツゥという音と共に奏でられる音、そこにはリスナー側の集中力が用意されていた。

  今より深く音楽を観賞していたかもしれない。

 いま、CDの売り上げは低調というかCD不況が加速している。

とりわけ演歌の売り上げは深刻、カセットからCDに移行すると共に落ちていった。年配の方はカセットまでは使いこなしていたという。

   音楽を形として保有する傾向が見られるとすれば、我が家にレコードプレーヤーとレコード盤が復活する日もあるのかもしれない。

さて、レコード盤を聴くとして果たして何を聴くのだろう。

私にとってのナツメロになることは間違いなさそうだ。

ちなみに小生が大川隆法総裁の講演を繰り返し拝聴したのはカセット・テープによってであった。

現在と比べると初期の頃は総裁の講演が少なかったので、それぞれの講演録を繰り返しカセットで聴いていたわけである。

全てが名講演であったが、小生の最も繰り返し聴いたのは「祈りの原理」であったと思う。

格調の高さ、美しさは比類なきものであった。

    初心を忘れないため、今度、総裁の講演をカセットで聴いてみよう。


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