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稼げる人の常識、稼げない人の常識
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拙著を出版していただいたプロダクションの社長と久しぶりに話した。
この社長にはバリ島不動産や株式投資セミナーにも来ていただいている。
「そうそう、株、買ってくれてますか？」
「いや～、Ｈａｍｅｅを６００円台で仕込もうかと思ったんですが
塩漬けにしていた株があって買っていないんですよ。
２倍になってますよね。買っておけばよかった」
「そうですか。。まじで残念ですね。気持ちはよく分かります。
でも、長い目で見たら、塩漬けは損切りしてやり直したほうがいいですよ」
「分かってはいるんですが。。」
こういう人は多い。
少し上がると利益を確定して、下がると売れずにズルズル塩漬けに。。
結局損している。
それどころか、引き出すこともできないから、お金が完全に死んでいる。
人は短期間で損をすると、短期間で取り返したくなる。
この心理はバクチと何ら変わらない。
でも、その気持ちは痛いほどわかる。
僕もそうだったから。
でも、バクチで大きく負けた人が、一発逆転を狙うと
さらなる痛手を負うもの。
そもそもバクチのやり方が間違っているからだ。
あるいは、バクチに向いていないのだ。
取り返すには、他の方法にするか、やり方と変える必要がある。
他人を見ているとよくわかる。
そんな人は、自分事と考えず、感情を入れずに他人事として
客観的に考えてみるといい。
ほとんどの人は短期で勝とうとして失敗しているはずだ。
株もバクチもそういうようにできている。
バクチの負けの借金をコツコツ働いて返すのはツラいもの。
でも多くの場合、やり直す近道はそれなのだ。
株も同じ。
間違った方法で負けたのなら、たとえ時間がかかっても
正しい方法で取り返すほうが早い。
さて、そんなことを思っていたら、ドンピシャのタイミングで
長田先生からレポートが届いた。
先日、僕が書いた下記の記事を補足する内容だ。
「この考え方は、とても大事なんです！！」と。
＝＝＝＝＝ 長田先生のレポート ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
前回は株式投資の売買益について、そして株式投資の売却益は優遇されている
ということをお話ししました。
今回は株式投資のもう一つのメリット、配当金についてです。
株式を保有していると、その会社は、その年の収益に応じて
配当金を支払ってくれます。
といっても、配当金はどんなに多くても株価の５％程度。
つまり多くても１年で５％程度しかもらえません。
配当金の税率は約２０％です。配当金額が１００万円でも１億円でも税率は２０％です。
株式投資は経済活動としてとても大切な役割を果たしていることから、
売買にかかる税金と同様、税制上の優遇があるのです。
配当金は年１回または年２回もらえる会社がほとんどです。
中にはＧＭＯインターネット（９４４９）など、年４回配当を出す会社もあります。
それぞれの株式には配当基準日という日が設けられていて、その日をまたぐと
配当金がもらえます。
決算の締め日にあわせて配当基準日が設定されています。
金利がつかない銀行預金と比べると１％でもすごい利回りです。
しかし、短期で利益を上げることができる株式の売買益の魅力に比べると
株式の配当は地味な印象に思えます。
しかし、毎年安定的に配当を出してくれる銘柄を保有することを考えると
また見え方は変わってきます。
三浦さんもブログで記事をアップされていますが、大切な考え方ですので
改めてご説明します。
三菱ＵＦＪフィナンシャルグループの株価（８３０６）は５５０円程度。
今年３月の配当金は２２円。
税引き後でも約１８円を毎年もらうことができます。
この株を１００株買うとします。
（面倒なので手数料などは無視します）
株式を買うのに必要なお金は５５,０００円となり、毎年約１,８００円の
配当金がもらえます。
三菱ＵＦＪフィナンシャルグループは中核となる銀行業に加えて、
信託銀行、リース会社、消費者ローンなどの優良企業を多数傘下に有しており、
経営が非常に手堅いので、劇変している金融業界においても安定的に収益を
上げ続けると予想できます。
配当金が変わらないと仮定すると、この株を１００株、１０年保有すると
配当金だけで１,８００（税引き後年間配当金）×１０（年）=１８,０００円
をもらうことができます。
さらに、企業は儲けたお金で次々と新規事業を展開していきますから
毎年の価値や収益は増えていくのです。
長期的にみれば会社の価値が高まっていくわけですから、株価は上がっていく
傾向にあります(もちろん、必ずあがるという意味ではありません)。
つまり、配当金を安定的に出す企業への投資は、非常に手堅い投資といえるのです。
また、毎年得られた配当金を株式に再投資していくと、
単位当たりの配当金の金額自体は増えなくとも株数が増えていきますから、
もっと多くの配当金をもらうことが可能です。
例えば最初の年は１００株だけ保有していても、
次の年はもらえる１８円を再投資することで１０３株になり、
次の年は１０６株に・・・という形で増えていきます。
そうすると１０年後もらえる配当金は、毎年もらえる単位当たりの金額が同じでも
１.３倍程度に増えています。
つまり、１０年で実質的にもらえる配当金が１,８００×１.３＝２,３００円
まで増えていきます。（参考１参照）
また、配当金を受け取ることにより、株式の実質的な取得単価は
どんどん下がっていきます。（参考２参照）
すなわち、１８,０００÷５５,０００≒３割程度の資金を
配当金だけで回収することができます。
株価が５５０円から３割＝１６５円下がったとしても、
配当金で１８,０００円もらっていますから、
値下がり分１６,５００円よりもまだプラスです。
１０年後に株価が３割下がっていたとしてもトントンなのです。
これが配当金をコツコツ再投資するという効果のすごさです。
しかも、これは増配しないという前提のシミュレーションですから、
会社が毎年少しずつでも増配してくれるとなると、さらに複利効果が働きます。
三菱ＵＦＪが毎年１円増配すると、もらえる配当金は１０年で２倍、
２０年で４倍になります（参考１参照）。
毎年１円の増配が続いた場合、取得価格の４５％を配当金で回収でき、
１７年ですべて回収してしまいます。
株価が変わらないという前提でいうと、実質的にはタダで保有する株になるのです（参考２参照）。
（もちろん、増えた分を再投資しているので、厳密にはタダではありません）
この増配というのは夢物語ではありません。
三菱ＵＦＪの場合、１株当たりの配当は
２０１４年 １６円
２０１５～１７年 １８円
２０１８年 １９円
２０１９年 ２２円
２０２０年 ２５円（予想）
来年の配当は会社が発表している予想ですが、７年で９円も増配しています。
株式投資は早く始めるほど、複利効果が働きますから有利だと、
私が勉強会でお伝えしたことが少しはイメージできましたでしょうか。
一度買ってしまえば、株価をほぼ気にしなくてもいいのが、
この投資法の素晴らしいところです。
銘柄によっては配当金の他に株主優待を得ることができる銘柄もあります。
株主優待については、それを主目的として保有している個人投資家もいるほど
人気のある制度です。
次回は株式投資のメリットその③株主優待についてお話しします。
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時々、僕のポートフォリオを公開している。
見てもらうと分かるが、成長株をメインに一部配当株を組み込んでいる。
成長株を安いところで購入することでリスクを減らしつつ値上がりを狙い
さらに配当株を組み込むことで、長期的なリスクを減らしている。
この手法は年間２０～３０％の利益を想定し、長期間で資産形成する、
という王道だ。
一獲千金を狙うものではないが、かなり確実性が高い。
今後もこのブログを通して、証拠を見せ続けていく。
＝＝＝＝＝ 今後のセミナー予定 ＝＝＝＝＝
長田淳司の思い。「全１２回初心者向け成長株投資セミナーにむけて」
１０月２５日（金）第７回長田淳司の「成長株投資の実践会」
ＩＰＯから２年以内。１００倍を狙えるドリーム銘柄を発掘する！？
１１月１日（金）全１２回②第８回初心者向け成長株投資セミナー
１１月２９日（金）第６回長田淳司の「成長株投資の実践会」
≪内容≫（仮）～保有銘柄の解説、１１月のおススメ銘柄と購入のタイミング～
＝＝＝＝＝ 現在、紹介している案件 ＝＝＝＝＝
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