倉山塾東北支部ブログ

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倉山塾東北支部は、読書好きな人たちが集まるグループです。楽しみながら知識を深め、情熱を共有し、新たな友人を作ることを目指しています。
このブログではメンバーが執筆した読書感想文をご紹介します。

 

教養としての決済

 

「キャッシュ・イズ・キング」

という言葉があります。


他のものとの交換しやすさを

「流動性」といいますが

現金が玉座についているのは

「流動性が高い」からだとか。


最近は、電子マネーでしか

支払いのできないお店も出てきているようですが、

基本的に現金支払いを拒否するお店は

まだまだ少数派なのではないでしょうか?


だって、便利ですもの。


ある有名スタジオの長編映画作品にて、

米のお代として砂金の粒を渡したところ、

受取を拒否られそうになる

というシーンがありました。


とんでもなく価値のあるものであったとしても、

その価値がひと目でわからないという点では、

砂金よりも現金に軍配が上がります。


私としては、

「砂金でも現金でもいいから、

くれるものは病気と負債以外ください!」

なので

流動性なんか知ったこっちゃねえ!と…

……おっと、つい本音が……


また、現金の長所として挙げられるのが、

誰が支払いに使っても

制約がないという点です。


コンビニでおにぎりを買おうとする時に、

善人であっても悪人であっても、

現金で支払いをすれば、

等しくお腹を満たせます。


犯罪者や反社会的勢力であれば、

預金口座やクレジットカードを作れなかったりと

制約が出てきてしまう場合もありますので、

現在においても、

彼らにとって現金は魅力的な資産でしょう。


そりゃ、某公国の地下で

刷りたくなるのも頷けますよね。

おっと、噂をすれば、

埼玉県警が!窓に!窓に!