熱
体積の膨張
気体や液体は、体積の膨張だけを考えて、長さや面積の膨張は、考えません。気体や液体は、それだけでは形がなく、温度があがって長さが大きくなったように見えても、それは、体積の膨張のためです。液体を、いっぽうを閉じたガラス管にいれて、温めると、液体の表面の高さがかわります。この液体の長さののびは、液体が上下膨張しただけでなく、左右・前後にも膨張したものが、液体全体を上におしあげたためです。液体や気体では、体積がどれだけ膨張したかということだけがわかるのです。固体は、形があるので、長さや面積の膨張を考えることができたのです。固体も、前後・左右・上下に膨張するので体積も増えます。