オススメの先生って? | 子宮筋腫をとったらば

子宮筋腫をとったらば

2015年12月に開腹で子宮の全摘をした、45歳・既婚・子ナシの備忘録。

夫の知人のおくさまが子宮筋腫だということで。

少し前から質問伝言ゲームみたいな事態になっていました。

ご夫婦ともに私は面識はなし。

夫もおくさまにお会いしたことはないそう。

 

夫が持ち帰る質問は「手術に踏み切ったきっかけは?」から

「術後どのくらいで日常に?」までいろいろさまざま。

どの疑問点も「その不安、分かりますー!」というものばかり。

お目にかかったことはないけれど少しでもお役に立てるならと、

「あくまで一個人の経験ですが」と前置きして、

私にできるお返事はさせてもらいました。

 

おくさまの不安を和らげようと知人の伴侶が経験者と知って

聞き取りをしてくれるご主人、きっとお優しい方なんだなと思います。

男性にはピンとこないし話しづらい(でもないのかな?)事柄。

そんな質問が不定期に1~2年やってきていたのです。

 

そして先ごろ。

「Aさんのおくさん、手術受けることにしたんだって」

やっぱりそうなったんだ、早くすっきりするといいね。

「病院もかのこと一緒だって」

ご近所さんだもんね、そういうこともあるよね。

いい病院だったと思うけどな。

「……それが担当の先生と相性が悪いらしくてさ。

おくさんの先生どうだった?なんて先生?って聞かれたよ」

どうやら担当医に不信感が芽生えてしまって、

ただでさえ不安な術前がさらに不安なご様子。

むむう、それは辛い。

私も血糖値を診てもらった先生には不信バリバリでしたので、

お気持ちはものすごく分かります。

担当医と相性が悪いと治るものも悪化しそう(←言い過ぎ)。

 

でもよくよく聞けばもう手術の日も決まっていて目前。

こんなタイミングで先生の交代なんてできるのかな?なんて心配は

私がしても余計なお世話ということで置いておくとして。

「この先生がよかったです」というのは

なかなか重い言葉であると今更気づいた次第です。

私にとってのいい先生が誰かのいい先生とは限らない。

大げさに考えれば、結果によってはお互いに後悔が残るかも。

推挙にはそれなりの責任が伴うなあと思ったことでした。

 

私の担当医はとにかく一刀両断タイプ。

さばさばはっきりしていて決断が早く、

いい先生だったと私は思っています。

でも人によっては冷たいって感じるかもしれないなー。

Aさんのおくさまは情緒を重んじるお方なのかしら……?

って夫もお会いしていないので見当がつかないし……。

 

「スーパードライな美人先生です。術後の傷跡はキレイだと思う」と

事実と先生のお名前だけを夫に伝言させました。

結果、Aさんのおくさまの手術は無事に終わり、術後も順調とのこと。

そうなると分かってはいても、聞いてほっとしました。

 

手術の直前直後にはAさんから夫への質問が

たくさんあったらしいです。

手術は受ける当人だけの問題ではないのですね、まわりも心配。

「術後は結構辛そうだからうんと労わってあげてって言ったよ」と夫。

うんうんそうそう、そこ大事ですよね。

ここを見てくださる方は女性がほとんどだと思うのですが、

もしも仮に万が一これを読んでくださっている男性がいるのなら。

いつもよりも精神的にも肉体的にも庇ってあげてください。

サポートは本当にありがたいです。

 

質問伝言ゲームはAさんおくさま回復に伴ってなくなりました。

お会いしたことがなくても人が元気になるというのを聞くのは

やっぱり嬉しく安心なことですね。

ただこの伝言ゲームの期間に私にとってはちょっと驚きの出来事が。

その話はまたあらためて。

 


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