わたし、息子が大学で自ら出て行ったのを機に、昨年から引っ越し一人暮らし。
前より家がコンパクトになり、
前の家にドーン!あった婚礼タンスも、引っ越しを機に手放し。
そこで、
今のコンパクトな家に、小さい頃亡くなった母の着物、、、入らない!スペースがない。
当初、わたしの妹に「今の家、母の着物が入らない。預かっていただけたらありがたい」と伝えたが、妹「それは出来ない」と。
わたし、、なんとか工夫し、母の着物をしまっているが、
「実家に預けれないし、妹からもぶっきらぼうに言われるし、、、」
とスペース取るから!という方向に意識が!
しかし、
着物の立場だったら、どうだろう?
袖を通してもらえず、「亡くなった母の着物だから」という理由で実家に置いてる、、
わたしが着物だったら寂しい。
たとえば
実家などに母の着物を置いてて、袖を通すこともなく、それどころかそれの存在すらも思い出すこともあまりなく、その人自身が亡くなることもあるのだ。
わたし!それに気づいた、
「母の着物に袖を通してみよう!」
今、押し入れの天袋にあり、取りづらい(笑)でも!明日、お日様に照らされながら母の着物に袖を通しみよう。
妹が断ってよかった。
なぜなら、小さい頃亡くなった母が触れていた唯一のモノだ。
今、周りを見て、テーブル、食器、、などあるが母が触れたモノはもう何もない。
家にスペースないからと、
母の着物をどこかに預けてたら、「ある」が寂しおもいを着物さんにしている。
自分が着物だったら、
実家にずーーっと置かれてるより、
娘のところで一度でも袖を通してから処分される方が、よっぽど嬉しいのではないか✨
そんなことを感じ、モノの気持ちになってみた自分に感動している