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【IM理論】5項目 ③食事 ⇒食事介助についての考察

2019年01月14日 | IM理論

【IM理論】5項目を見ていきます。

①清潔 ⇒入浴

②排泄 ⇒排尿、排便

③食事 ⇒食事介助

④活動 ⇒気分転換

⑤教育 ⇒セルフケア行動、知識、安全教育

今回は③食事について見ていきましょう。

IM理論を書いていて感じることは、看護の核となる部分は「①清潔」にあることです。

次回以降、④活動も重点的に書けると思います。

食事について書いていても何か釈然としません。

肺炎の既往や、麻痺があれば、食事介助は必要ですが、そのほかは特に大きな問題、介入の必要性を感じないからです。

今回は現段階であっさりとした内容になります。

逆に言うと、それだけ絞ることができるのが、③食事援助だと思います。

では見ていきましょう。

 

看護実習で行うことは、食事行動に対する支援になります。

ここでも、記録を書く場合、根拠を示して展開していく必要があります。

「なぜ食事をセッティングする必要があるのか?」

「なぜ食事観察をする必要があるのか?」

「食事介助の範囲・方法とは?」

こまごまとしたものがあると思います。

 

基本的な話をしますが、なぜ人間は食べるのでしょうか?

それは、「生命活動を維持する原料を外から手に入れる」ように人間が作られているからです。

つまりは、食事がとれないと、生命維持ができないのです。

食欲がないということは、「生命維持能力が低い状態である」裏返しであり、

逆に過食である人は「生命欲求が過剰である」つまり欲望がコントロールできていない状態でもあります。

私たちは、不安や痛み、悩みなど様々なストレスを抱えて日常生活を送っています。

そういった、病気、疾患から来る「肉体的な痛みや苦しみ」が私たちに「不安や悩み」を芽生えさせます。

現代における「食事」とはそれらをごまかすための娯楽に成り下がっている節があります。

逆に食欲がなくなり、生命力を意図的に低下させることもあります。

肉体維持のために食べているはずなのに、それは脳が指令を出している。

つまり、「脳が食べている」のです。

脳がおかしくなれば、食事摂取は不調をきたすことになります。

<脳を破壊するために「痩せ願望」を植えつけているのでしょうか?>

人間とは本当に神秘的な存在ですね。

 

少し脱線しました。

 

食事の介入に必要になってくるのは、

①誤嚥予防

②教育のための、食事摂取状態観察

の大きく2つに分かれると思います。

ですから、「食事介助」を展開するときは、「誤嚥のリスクファクター」をピックアップすればいいだけです。

もっとシンプルに言えば、誤嚥性肺炎予防に絞ればよいのです。

肺炎になると酸素化に影響が出ますから、食前、食後のマウスケアを展開する方法もあります。

しかし、それはセルフケア能力の情報が正確にとれていないといけません。

 

今回はあっさり目です。

逆に「麻痺、肺炎既往」以外で食事援助に結び付けることは難しいのかもしれませんね。

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