前回に引き続き、今回はXARD-TRADING v10のトレード方法を解説します。
主にエントリー方法の解説です。利確と損切は明確には決まっていないので各々で模索していく感じです。
XARD-TRADING v10の解説をする前に
まず、今回解説するトレード方法は、逆張りに近い方法です。といっても、30分足を基準にトレードしていくので感覚的には短期のトレンドをとっていくようなイメージです。
そして、XARD-TRADING v10を表示する時間足は5分足です。5分足チャートなのに30分足を基準にするというのはいまいちピンとこないかもしれませんが、ピンとくるように解説していきたいと思います。
XARD-TRADING v10は5分足チャートで30分足を意識したトレード方法
どうやって30分足を意識するのかというとzigzagをもとに作られたインジケーターを参考に30分足の高値や安値をを把握します。
XARD-TRADING v10を表示するとこういった四角いマークを確認することができると思います。
これは30分足の高値安値を表示するインジケーターです。赤い四角が30分足の高値になります。
そして、緑の四角が30分足の安値になります。これを踏まえてトレードをするとこうなります。
安値に緑色の四角があり移動平均線とローソク足、そして背景が青になったところでエントリーです。
逆張り気味のエントリーという理由がこれでわかって頂けたかと思います。注意点としてはこの高値安値を示すインジケーターはリペイントするということです。
zigzagをもとにしているのでしょうがないのですが、高値安値を更新すればこの四角いマークも移動していきます。
なので、エントリーする際は移動平均線とローソク足、そして背景が青になったのを確認してエントリーしてください。
中期、短期の高値安値
短期の高値安値は参考程度なのですが、中期の高値安値はエントリーでも使います。
中期の高値安値は、二重丸のようなマークで表示されます。トレードするとこんなイメージです。
イメージ的にはスキャルに近い感じです。先ほどの30分足を参考にしたエントリーよりも短い時間ポジションを保有するイメージです。上のチャートでは売りのエントリー場面ですが、この場合は移動平均線とローソク足、そして背景がピンクになったらエントリーです。
短期的な赤と緑の丸の高値安値に関してはトレードはしません。
この高値安値はあくまでも目安程度の存在です。
損切は黄色の枠の外側か、黒のラインの外側
オレンジ色の四角い枠が確認できると思います。これはトレード推奨時間帯を表しています。トレンドが出やすい16:00~1:30くらいです。損切を置く場合はこの枠の外側に置くのがいいそうです。
また黒のラインも参考になりそうなので黄色の枠か黒のラインの外側に損切を置くのがいいと思われます。ただ、損切幅が大きくなるのでそこはロットで調整するか、移動平均線の反転で早めに損切するか、このあたりもトレードスタイルで変更の余地がある点だと思います。
移動平均線のアラートの設定
移動平均線の色が変化したときにアラートを鳴らしたい場合は「!!!-MT4 X-XARDFX-MAv9.ex4」のパラメーターをいじります。
パラメーターの一番下のところに「<<<==== [06] Alert Settings ====>>>」というエリアがあります。
ここの項目の「AlertsOn」をtrueにするとアラートが鳴ります。
また、初期設定では「AlertsOnCurrent」が「true」になっています。このままだと移動平均線の色が確定する前にもアラートが鳴るので、確定してからアラートを鳴らしたい場合はここを「false」にしてください。
簡単にですが、トレード方法の説明は以上になります。
ダウンロード→XARD-TRADING v10.zip - Google ドライブ
前回の記事はこちら
それ以前に紹介したXARDシステムはこちら
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