人間の営みの本質的なものは、
 
「愛すること」、「愛を受け入れること」に
集約されると思っています。
 

お金を稼ぐことも、

努力をして名声を手にすることも。

 
戦争や地域紛争さえも、
愛する人たちを守るためという大儀名分が
成り立ちます。
 

この世で一番時間の無駄で、

不幸せへのスパイラルは、

「愛されているか検証しようと思うこと」です。
 
人間の心は、球体に近い多面体のようなもの。
 
その面積に個人差や環境・状況の差はあっても、
やましい心や邪まな考えは誰の中にも存在します。
 
もし、存在しなければそれらを認知することが
できませんから。
 
未来や他者を疑い出せば、
不都合や不具合を探り当てフォーカスし、
 
やはり、完全に愛されてはいないのだという
結論に至ります。
 
多国や他者との距離感は不思議なものです。
物理的にという意味でなく。
 

とはいえ、不思議なようで、

その距離感ができるのに

往々にして理由があります。
 
「愛すれば距離は近くなる。
憎悪や嫉妬を抱けば距離は遠ざかる。
 
大切な人との距離は自分の心のありようが
決めている」と言った人がいます。
 
潜在意識活用の世界的権威である、

ジョゼフ・マーフィー博士は、

こんなことを言っています。

 
“相手への愛はあなた方を結び付け、
その関係を深く強固なものにするでしょう。
 
しかし、憎悪や嫉妬、利己的な考えは、
あなた方の間に大きな溝を生み出し、
 
あなた方の距離を途方もないほど遠ざけて
しまうでしょう。”
 
私たちにできることは、
いつもでも「愛させる」ことではなく、
 
「愛すること」だけ。
                 駿介