この番組は、テレビの放送局に勤めている、阿久津友紀さんという女性が乳がんと告知され、そして手術、仕事に復帰するまでを描いたドキュメンタリーです。(番組名で検索してみると出てくると思います)
全国でも放映されたから、乳がんの罹患者さんは、番組を見た方がいらっしゃるかと思います。
HPには、詳しく病状なんかが、載っているのですが、当初、全摘をして、それからエキスパンダーを入れる予定だったのですが、手術当日(なんと!)その保険適用のエキスパンダーの回収命令が出てしまい、乳腺を全部取ることに。
つまりは、友紀さんも言っていたのですが、おっぱいがぺちゃんこになるということです。(自家再建については触れられていませんでした)
女性が乳房を失うということは相当の喪失感があることかと思います。
恐らく、早期乳がんと診断されていて、手術の検査の結果もリンパ転移無し。
サブタイプはルミナールAなのかしら?(そこにも触れられてはいませんでした)
両方の乳房の手術ということは、相当手術時間もかかったかと思います。(私の場合は約3時間でした)
既にお父さんはがんで他界。
お母さんには、手術後知らせることになるのですが、相当なショックを受けていたようです。(お母さんも乳がんのサバイバーでした)
最後の5分の放送で、お母さんと2人でお風呂に入るシーンがあったのですが、そこは、ほっこりしました。
北海道では、またこの番組の続きが放映されるそうです。(全国では恐らく放映されないと思います)
長い間、報道マンとして、乳がんと向き合ってきて、改めて自分が乳がんに罹患するなんて。。。
お医者さんに告知されて、エキスパンダーでの乳房再建が出来ないと告げられた時に静かに涙を流されていた友紀さんが印象的でした。
女性にとっては、乳房全摘というものは、私には想像もつかない(温存だったので)のですが、ある意味、シンボルマーク的な臓器なので、周囲のサポートも当然、必要になってきます。
パッドを付属しての前開きブラも購入したとの事でした。